ミュシャ展のことと服のこと
先日、駆け込みでミュシャ展に行ったときに心に残ったことがふたつ、ありました。
ひとつは、ミュシャの作品の、緻密かつ計算された美しさ。「完璧」って、こういうことを言うんだなって思いました。前売り券を買っておいたのに、結局行ったのが最後の週末だったので人混みがものすごくて、展示自体はささーーっと見て終わりにしてしまったのですが・・・あとからじわじわきました。
というのもその日はミュシャ展の後、合唱の練習がありまして。
(こんなにたくさんの人が集まって、何度も何度も練習しているのに、まだまだ納得いく響きにはなってない・・・。ミュシャみたいに完璧な世界をつくるには、むしろ一人のほうがいいのかな。というかそもそも音楽には『完璧』ってあるんだろうか・・??)なんて悶々としながら歌っていました。
もうひとつは、作品とは全く関係ないのですが、ミュシャ展に来ていた人たちの、ファッション。美術展ですから、おしゃれな人がたくさんいました。
ちなみに私は、ネイビーのワンピースを着ていました。シンプルなデザインでちょっぴり大人びたその服は、オンでもオフでも着られるところが気に入っているのですが、まわりはもっと個性的で自由な雰囲気。しょっちゅう眺める雑誌には載っていないスタイルだけれど、それぞれに似合っていて、それぞれにとても可愛い!
いや、私の服だってそんなに悪くはないし、もちろん自分に似合ってはいるのですが、でも、やっぱり、すごく、地味だな・・・!!!!
以前から私はネイビーの服が大好きで、ここ1年ほど、ひたすらにネイビー集めをしてきたのですが、最近はだんだんと、違うものも着たいと思い始めています。特に休日ね。平日は安定のネイビーでいいんですけど、休日まで同じ色の服を着ていると、なんだかつまらない!?せっかくのお休み、気分を変えたくなってきました。
雑誌の真似とか、流行とかじゃなくて、自分が心からときめく服を探しに行こうと思いました。