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楽しみでもあり悲しい日

今日はサマージャンボ宝くじの当選発表日。

一日ドキドキしたなぁ。残念ながら1等は誰かのところへ行ってしまったけど、購入してからの2週間は充実してた。

金運を呼び寄せる為に色々とやった。
カーテンを洗ったり、部屋を片付けたり、掃除をマメにしたり。
結果、自分が快適な空間で過ごせるようになったのでプライスレス。
お金では買えないものを手に入れられたから、結果オーライだ。

そして今日は母の命日でもある。
早いもので28年になるが、その日の事は忘れられない。

何も知らずに病室を訪れたら、同室の付き添いの人が廊下に立っていたので「あれ?」と思いながら「こんにちは」と挨拶をしたら、気まずそうにペコリとお辞儀をしたのが不思議だったのを覚えている。

ベットの横で姉が「遅いよ・・・」と泣きながら立っていて、私は何がなんだかわからなくて状況が呑み込めなかったけど、顔に布がかかっているのを見て初めて現実を把握しその場で泣き崩れた。

ガンで長年闘病しており、治療の後遺症で声を失ってしまったので会話は筆談。亡くなる前日にもメモに「〇〇を持ってきてほしい」と書いて渡されたのに。

当時は携帯なんてなかったし、抗がん剤より放射線治療の方がポピュラーだった。今ならラインで意思疎通が出来たろうになと思う。
私が唯一出来た親孝行は花嫁姿を見せた事だ。それ以外は何にも出来なかった。

「孝行したい時には親は無し」というが本当だ。
いつもいて当たり前の存在だけど、突然いなくなってしまうことも十分にある。

私のように後悔を何十年も引きずってほしくないから、まだ親御さんが健在の人は、日ごろから些細な事でも良いから感謝を伝えておく事を勧める。
あとは写真を撮ったり、旅行に行ったり思い出を沢山作ってほしい。

あと数年で母が亡くなった時の年齢と同い年になる。
子供はどう考えているのかなぁ。短命な家系なので油断してたらいなくなっちゃうぞ。親孝行はいつでもウェルカム大歓迎だ!ドンとこい!





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