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愛嬌で生きていけ

タイトルは高校の卒業式後に教室で聞いた担任からの言葉。
正確には「お前らは頭は良くないから愛嬌で生きていけ」だったと思う。

金八先生みたいに気の利いた贈る言葉は無いのかと当時は思った。
でもこの歳になって「なるほど」と思うことが増えたように思う。

頭が良くて仕事が出来るに越したことはない。
しかし常にしかめっ面よりニコニコとしていた方が自分も周りも平和になる。そこから産まれたコミュニケーションは、時に自分を守ってくれる最大の武器になる。

この愛嬌は会社だけではなく色々な場面で必要とされる。ご近所付き合いではロトの盾並だ。ほかの装備は要らない。町内会もスムーズだ。

赤ちゃんが可愛いのは愛される為と聞いた事がある。無邪気に笑顔を向けられたらふにゃーっとなる。これが般若だったらオムツ交換もビクビクしながらになるだろう。

社会人を何年もやっていると教える立場にもなる。そんな時に相手に愛嬌があるとリラックスするし、オマケにコレも教えたるわー!となる。私だけか?

女は愛嬌、男は度胸と言う言葉もあるが、男性も愛嬌があっても良いと思う。
逆に女性にも度胸は必要だ。

しかしこれだけじゃ乗り切れない壁に今ぶち当たっている。さてさてどうなる事やら。

今はケ・セラ・セラって感じで成り行き任せ。



#創作大賞2023

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