作曲・編曲㉒

一応サビまでいったので、次は間奏ですね、と行きたいところですが、ここはとりあえず一旦飛ばします。

今日は大サビ(もしくはCメロorDメロ)について書きたいと思います。

はっきり言って不要です。

もちろん効果的ならあっても構いませんが、必須といった性格のものではありません。

自分の場合、絶対に作りません。というのも歌う部分が増えるからです(笑)。

まあカラオケなんかで歌っている分には歌うのは好きですが、やはり音楽制作という側面から考えると歌うのは苦手だし、歌いたくありません。

だから落ちサビもラスサビも作りません。

基本自分で歌詞を書く場合、1コーラス目と2コーラス目の歌詞は一緒です。

歌う回数が減るからです(1コーラス目を貼り付ければいいから)。

まあこういう特殊な人の事例は置いておくことにします(笑)。

なので話を戻します。大サビの話でしたね。

最近良く聴くJUJUさんの「Distance」ですが、これはもうバラードの王道中の王道、といった表現さえ超えるような名アレンジと言ってもいいと思います。

曲の構成に徹底的に合わせたパート数の増やし方になっていますし、完璧と言っていいと思います。

何よりあの曲、イントロがいいんですよね、ピアノで始まりストリングスを足す、というのはは常套手段ですが、その後であの木管を持ってくるセンス、そうそう出来るものではありません。

ただこの曲、大サビのない曲です。で落ちサビもラスサビもあります。

普通こういう構成の曲だと、大サビはほぼ必須に近いと思います。

ただこの曲の場合、2コーラス目のサビと落ちサビの間に長めの間奏を入れて、大サビ的に使っているんですよね。

しかも思いっきり、パート数もガンガン増やしていって(特に後半で入るエレキのソロで割れんばかりの音圧になっています)、サビ以上に音圧を挙げまくって、落ちサビのインパクトを強めています。

で落ちサビのハープ系の音が思いっきり効くんですよ。これまで使っていない音色をここで使う、という所も大きなポイントです。

こういう曲を聴くとやはり凄いなあ、と感じます。

と書いていて思ったんですが、全く大サビのアレンジの話になっていませんね(汗)。

明日改めてこの話は書きたいと思います。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。