作曲・編曲110
ただ、今でも「逆張り」的な曲、あるんですよね。
あいみょんの「マリーゴールド」です。あいみょん自体がそういうポジショニングなのかもしれませんが。
ただ完全な逆張りではないです。
5分越えているのに、ほとんど歌っているでしょう。何だか疲れそう(笑)。
昔の曲だときちんとイントロ入れて、間奏を入れて、とか長くなる要素があって長くなっているのですが、イントロもいいイントロだと思いますが、やはり短いし、間奏もほとんどない。
これはある意味凄いのかもしれません。この辺はやはり今の曲です。
コード進行的にもどうってことのない曲です。カノン進行的な部分が多いのが、いかにも、と言えなくもない。
ただ、どうってことがないからこそ、あれだけ評価されたんだと思います。
世の中の曲が複雑になりすぎているんですよ。
だからこそ、ある意味「古い曲」なのに、あれだけ聴かれているんだと思います。
後、この曲の強さは聴いている方の層、たぶん広いはずです。
今の曲についていけない人でも「古い」分、安心して聴けるんですよ。
こう書いていると批判的に捉えられるかもしれません。
ただ、実は簡単な曲ほど書くのは難しい。
簡単な曲だと、ありきたりな曲になりやすい。
ただ、やはりこの曲で大きいのはイントロのギターでしょう。
これも短いし、どうってことないと言えばどうってことはないのですが、やはり大きな要素です。
この部分はあいみょんが作った訳ではないでしょうが。
ただ、あそこで捉まえられるんですよね。ここがつまらないイントロだと、やはり切られてしまうかもしれません。
この曲の魅力って語りにくいんですよ。カノン進行的な要素の強い曲ですが、そんな曲はいくらでもあるし、それでは説明にならない。
ただ言えることは分かりやすい、それだけですかねえ。
でもそれが一番大切なことなのかもしれません。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。