音楽における商業性⑥

クラシックは直接的、間接的問わず政府からの補助金で成り立っているという話を書きました。

ただ音楽に商業性があれば、こんなこと関係ないんですよ。

この国では政府からの音楽への補助金、極めて少ないからです。

政府の組織見てりゃ分かりますよね。

欧米では「文化省」というのがあることが一般的。

でもこの国では「文化庁」。

「文部科学省」の外局でしかない。

普通逆なんですよ。

まず文化があってその文化に基づいて教育が行われるのが普通。

でもこの国では「文部科学省」の方が上位組織(以前は「文部省」でしたから、まあこの国にとって文化とはその程度のもの)。

未だに明治維新の続きでもやっているつもりなんでしょうか。

たぶんそうなんですよ…。

だから音楽に対する補助金も少なくなる。

ただ、音楽に「商業性」があれば、どうでもいい金額にしかならない。

まあそれでもそれなりの額ではあるから、「商業性」の低いジャンルに対してはそれなりの金額にはなっている。

だから「聴かれない音楽」に対しては重要なものになる。

でも聴かれない音楽に血税出すより、その分を国債の償還か、減税でもしたほうがましでしょう。

補助金無しで成り立たない音楽に補助金出すなんて、単なる延命措置にしか思えないんですよね。

いっそのこと綺麗にした方がいいような気がします。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。