#3 怠怠怠惰惰惰Ⅱ：無職3日目

7/24
今日も今日と絶不調だった。相変わらずベッドから動けない。薬を飲んでタオルケットにくるまり、ただただ時間が過ぎるのを待つ。
昔は生産性のない1日を過ごすと、夕方あたりから全てを取り返したくなって、食べもしないのにクッキーを焼いてみたりとか、夕飯を無駄に豪華にしてみたりとか、夕方あたりからやけに足掻いていたのだけど、最近はそんな気力すら湧かない。辛うじて昼にたらこのパスタをテキト〜に作り、ズババーンと啜ったのが今日のハイライト。(昨日の昼食も麺だったな)

満腹になって、また横になる。天井を眺めながら、これから一気に垢抜けるにはどうしたらいいんだろうな、と考えた。(思考と行動が噛み合わないのはいつものことだから気にしないでくれ)

今より最低でも10キロを痩せるのはそれとして、似合う服装とかメイクとか、もっと研究してみてもいいかもしれないな。パーソナルカラーと骨格は既に診断を受けたし、あとは顔タイプかなー。たぶんフェミニンタイプなんだよなー。でもなんかフェミニンタイプの服装って好きな系統とはまた違うんだよなー。いや、でも私の大大大好きな二階堂ふみとかジヒョって、アクキュっぽいけどフェミニンだって見たことがあるぞ。それじゃあ私もフェミニンでいいや！この2人をロールモデルに頑張っていこー！！
とかぼやぼや考えているうちに、郵便受けがカタンと鳴る。国保の書類が届いていた。一気に現実に引き戻される。そういえば国民年金の切り替えもまだしていない。

明日は役所に出かけよう。ただ生きてるだけなのに金がかかって仕方がない。明日は今日よりも人間らしい生活ができますように。

仲良くしていた職場の先輩から、しっかり休むんだよ、と労いのLINEが来た。そうだ、私が動けないのも仕方ないんだった。今は無理して何かをしようとしなくてもいいんだった。