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#6 傘をさした私:無職6日目


日記:7/27(土)

毎日書くと決めていたnoteだけど、昨日の更新をすっかり失念していたので、先ほど勢いに任せて書いた。3日坊主で終わるかと思っていだけれど、書き始めたら案外楽しい。相変わらず中身のない日々だけれど、自分のために初めたnoteだからそれはそれでいいことにしておく。何でもない自分の日常を愛せるようになりたい。それはつまり自分を愛することに繋がると思うから。

激しい雨が続いている。頭が痛かったのだが、1日に1回は外に出ようと決めたので、郵便局で用事を済ませ、ドラッグストアをふらふらする。化粧をして、外に出るだけで偉い。本当に偉い。
こんな雨なのにサンダルを履いてしまったおかげで足が濡れたが、それだけで少し嬉しくなる。幼い時に水たまりで遊んだときの記憶が蘇る。私はあの時から、中身は何も変わっていないんじゃないか、と思う。いい意味でも、悪い意味でも。

雨の日と言えば、小学校低学年のころ、幼稚園で一緒だった友人と文通をしていた。それはそれはものすごく短いスパンでやりとりをしていた。1週間に1通はお互いの家に手紙が届くような頻度だったと思う。
毎日、郵便受けを除くのが日課になっていた。手紙が届くととても嬉しくて、すぐにお気に入りの便せんに返事を書いた。

ある時、1週間たっても、2週間たっても返事か来ないことがあった。今日こそは、と郵便受けを除いても、手紙は届かなかった。
配達員のバイクの音がするやいなや、走って玄関に向かう。膨らむ期待の中、差し出された封筒が親宛のものだったときのがっかり感といったらない。

手紙が来なくなって1ヶ月。友人との繋がりが切れてしまうのではないかと、いてもたってもいられなくなった私は、とうとう郵便受けの前に立つようになる。
雨の日、傘を差しながら郵便をずっと待っていたときのこと。雨音を聞きながら、もう手紙は来ないのではないかと考えてしまい、静かに泣いた。もう私のことなんか、どうでもいいのかもしれない。同じ小学校の友達の方が、私よりもずっと大切なのかもしれない。本当の友達だと思ったのに!ただただ、悲しかった。
もちろん手紙はその日には来なかったが、何ヶ月か先にしっかりと返事が届いた。そこから私たちが同じ中学に通うようになるまで、文通は続いた。

今思えば非常に子供らしい出来事だった。それでも、今でも心の奥底にはあの頃の傘をさした私がいる気がする。勝手に期待して、不安になって、裏切られたと勘違いして泣く私。その子の他にも友達はいたのに、いつも寂しさを感じていた私。
あの頃と違うのは、自分の「悲しい・寂しい」を自分で癒してあげられるようになったこと。かなり時間はかかったし、今でも下手くそだけれども。
幼い私を抱えながら、大人のふりごっこをして何とか生きている。自分の本当の友達は自分自身になってあげよう。

夜、父とパスタ屋に行った。それこそ、幼いころから通い詰めている店だ。
昔と変わらず、美味しかった。

食べたもの・運動

■朝:11時起床のためなし。

■昼:ざるそば、とうもろこし、トマトとバジルのサラダ
いつも通りめんつゆで食べる。途中で醤油で食べるとどんな感じなのだろうと思いつき、実践。割といけてしまいびっくりする。

■夜:父とパスタ屋。和風ポパイ、イタリアンサラダ、ブルスケッタ
ポパイという名前の通り、ホウレンソウが入っている。それから塩気の聞いたふわふわの卵とベーコン。このパスタが食べたくて仕方がなかった。
ダイエットを始めたので、おやつを抜きにしていたせいで空腹状態。イタリアンサラダはレタスがぱりぱり。
特製ドレッシングを買うの忘れた。美味しいのに。

■おやつ:なし。

◇運動:筋トレ2分。やらないよりきっとマシ。
◇体重:-0.2kg(前日比)/-0.6kg(total)

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