07+0.1
物語が好きでかつては数多の本を読んでいた。
数多の物語を書いていた。
今はそれが壊れて読むことすらできない。
自分の中にある世界は三つある。
三つの世界は自分の理想の世界で物語のような世界。
それがもう書けない。書きたいのに書けない。
自分自身が信じられないから? 自分が憎いから?
こうなった原因が憎いからか?
いくら迷っても答えは出ない。
出るはずもない。
その中の三つの世界はもう破綻して壊れてしまった。
書きたかった数多の物語は壊れた自分ではもう書くことはできない。
書きたい。書きたい。書きたい。
そう思って書こうにももう、スタートラインで躓く。
躓いているのではない、そもそもスタートラインにすら立っていない。
だって、レースラインは壊れていてスタートラインも壊れていて自分も壊れているから。
壊れたレースに走る走者は誰もいないでしょ。そういう理屈。
どうして壊れたんだろう? もとから壊れていたのかな?
そもそも書く資格があったのだろうか?
書きたい。
だけど書けない。
書けない物語に贖罪するしかない。
書きたい。完結させたい。
だけどそれができないのはどうして?
こんな人間が、壊れた人間性の自分がまだここに居ていいの?
ごめんなさい。 〇〇〇。
ごめんなさい。 〇〇〇。
やっぱりこんな自分、壊れてる。
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