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0005 息抜きのカフェ

今日はお休みをもらった。年末に向けて駆け込み有給休暇取得。とはいえ、計画的に割と休んでいる。気持ちも体も疲れて急に休むということが月に2回ほどある。まぁ、休日夜間、会社の携帯が鳴るのでいいよね(自分に甘い)

お休みの日のランチはいつもここ、と決めている近所のカフェがある。
時間が少し遅くても、いつでもパスタを頼めるし、路地裏で静かなので、重宝している。
人によっては、マスターが静かすぎるのと、パスタが丁寧なつくりをしていて提供が遅いので、敬遠するかもしれない、というようなお店だ。
でも私はこのスピードと、放っておかれ方がちょうどいいのである。

家事を済ませて、ランチのピークを過ぎたあたりでお店に行く。
パスタと食後のコーヒーはいつも頼む。その日、疲れすぎているとご褒美としてランチワイン。白のグラス、シャルドネと決めている。
ワインを飲むまでもないけれど、ちょっとゆっくりしようという日は、デザートのチーズケーキをお願いする。ブラックコーヒーを飲みながらのケーキは最高だ。

提供がゆっくりなので、こちらもゆったり待つ。この「ゆったり」というのがなかなかできるものではない。今日は休みの日、誰にも気兼ねなく自分の好きなことができるのだ。丁寧でおいしいパスタを待ちながら、本を読む。いつもぱっぱと読みたくなるのをこらえ、一行一行噛み締めながら読む。

今日の休みも、このカフェにお邪魔した。
ワインを飲みながら、「大衆の反逆」を読み返すというちぐはぐ感はさておき、ほんのり回るアルコールが心地よい。疲れた時にはアルコールだ、と、若干アルコール中毒という言葉が頭をよぎるが、休みの日しか飲まないので、大丈夫(大丈夫?)
少しピリ辛なトマトクリームパスタがおいしかった。こういうお店は本当にありがたい。
末永くここでお店を開いていてほしい。

お一人様を満喫するお休みの日。極楽だ。

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