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お久しぶりです🛸

こんばんは☽

3月から2か月ほど更新が滞っていて、やっとnoteを開く時間ができたので、まずはフォロー中の方々の記事を久しぶりにたくさん読んでおります。桜の写真からゴールデンウィークの出来事、日常のことなどなど…自分以外の人たちの生活や暮らしを久しぶりに垣間見て、やっぱり心地よいです。

noteに来れなかったのは、3-4月がとてもバタバタしていたからでした。なぜかというと、4/末を最後に、今まで勤めていた会社を辞めました。8年間の会社員生活に幕を閉じました。

もともと何年も前から感じ続けていた会社を辞めたい気持ちが、どんどん膨らみ、そのピークが2月頃で、自分でもわけが分からなくなってぐるぐるぐるぐるしていました。迷いと不安と決められない悔しさとストレスで頭がパンクしそうになって、夫と真剣に話合い、自分の気持ちや不安定なところも含めて正直にできるかぎり言葉に出して、そうして出た結論が、「一度まっさらにする」でした。

やりたいことが分からないから、不安(金銭面・家族の理解など)今の環境を手放せない→今の仕事をしているままでは、やりたいことを探す時間も気力もないまま
この堂々巡りに陥っていたので、今持っているものをひとつひとつ、まずは削ぎ落してみることをやってみようと。

この時点では、「今年中に辞めるけど、何月何日に辞めるのかはこれから決めよう」という段階でした。夫の温かい理解を得て少し安心したものの、まだ今すぐどうこう決める踏ん切りはついていない。それでもこの段階で、自分の気持ちを上司2人に伝えました。ものすごく、心臓が口から出そうなほどに緊張した。緊張したのは、怒られるとかではなく、これを話したら、もう今までとは違った道を進んでゆくことが確定してしまうこわさ、武者震いのような、分かれ道を選択する瞬間だったからでした。

無事に報告し終えて、直属の上司からは応援していただき、さらに上の上司からは気持ちは理解していただいたものの、ゆっくり考えてみてほしいと引き留められました。(ありがたいことだ)これが2月終わりの出来事。


そんなこんなで1週間ほど経ったある日、…本当にタイミングって訪れるのですね。時々買いに行くお気に入りのケーキ屋さんに行きまして、入口のガラス戸に「従業員・パート募集」の張り紙がありました。その瞬間、心臓がどきどきばくばく鳴りました。

お菓子を買ったあと、募集の詳細を教えてほしいと店員さんにお願いし、その場で責任者の方とお話しさせていただきました(夫もついていてくれた)。人柄がよさそうなおばあちゃんで、いつの間にか募集のこと以外の世間話をたくさんして、最後に、今の仕事を辞めるタイミングがはっきりしたら、こちらから連絡することを伝えてお店をでました。

そこから気持ちも頭もはっきりと冴えてきて、3月のあたま、上司に退職願を提出しました。最低限の仕事の引継ぎを考慮して、4/末までだ、と思いました。相談のときは何度も引き留めてくださった上司でしたが、この時はもう「わかった」とだけ言って、受け取ってくださいました。

そして、とても急なことのために、欠員補充がなかなか決まらず4月になりわたしは黙々とすべての自分が担当している仕事の手順書を作成していきました。中旬に差し掛かり、やっと市内の支店から来てくださる方が決まり、バタバタと実質10日間弱ほどで引継ぎを終えました。(申し訳なさと、会社なのだから、1人居なくなったところでなんとかなるという気持ちで…)
直属の上司は、もし事故で入院することになったらもっと引継ぎなんてない状況でやっていくしかないのだから、案外なんとかなるもんで、責任感じすぎなくて大丈夫、と言ってくださいました。優しい。


4月に増えた20日間の有給はほとんど使えないまま、6月の賞与も貰うことは諦めなければならず、それでももうこの席には居られないのだという気持ちが強くあって、今は後悔していません。でもこれからいつか、あの環境に戻りたい、とかずっと居たらこうだったはずだ…とか思うのかな。それはまだ、わかりません。


ありがたくも苦しくもあった、ぬるま湯のような環境でした。残業も怒られることも誰かから嫌味を言われたりすることもない、風通しのよい部署で、とても安心した守られた環境でした。有給も取りやすいし、賞与もよかったし、昇給も自動的にあった。ベースアップもあったし、ダサい制服はなくなって私服通勤でも良くなったし、こうなったらいいなと思うことがどんどん良くなっていって、居心地の良い会社だなあと思うはずが、環境が思うように整ったとき、自分だけが取り残されていることに気がつきました。

外にばかり求めて期待し文句を垂れていたのは、本当は自分が行動しなくていい理由にしていたからだったのだと、今では思うことができる。


来週から、ケーキ屋さんに勤めます。わくわくする気持ちを大切に、背中を押して手を握ってくれる夫に感謝して、やりたいことをやってみたいと思います。ケーキ屋さんは、従業員ではなくパートなんだけどね。ひとまずそんな近況でした。
退職までに、もっとこまごまとした内省部分があったので、そのことはまた次とかに書いてみたいと思います。自分で忘れないために。


今日はもう寝て、また明日。ぼーっとする時間を意識してつくろう。

読んでくださりありがとうございます☕𓈒𓏸︎︎︎︎
それでは、おやすみなさい☽


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