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本の部屋

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わたしの大好きな本だけを並べた部屋。 いつか壁一面の本棚みたいになる日を夢見てニマニマしています。 「ふーん、どれどれ」くらいのスタンスで気軽に立ち寄ってみてくださると嬉しいです…
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2023年3月の記事一覧

【読書】『人は何で生きるか』トルストイ

ロシアの文豪、トルストイ。 『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』などの大作で知られるけれ…

さち
1年前
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【読書】『お探し物は図書室まで』/明日が少し楽しみになる本

青山美智子さんの小説は、いつも優しい。 何気ない言葉で心の中にするりと入り込み、蓋をして…

さち
1年前
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【読書】『タコの心身問題ー頭足類から考える意識の起源』/村上春樹ライブラリーで出会っ…

早稲田大学構内にある、「村上春樹ライブラリー」。 そこに収められているのは、村上春樹作品…

さち
1年前
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【読書】『星の王子さま』が光を放つわけ

『星の王子さま』。 数えきれないほどの人がこの本について語ってきたけれど、決して語り尽く…

さち
1年前
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【読書】『カラー・パープル』/ピュリッツァー賞受賞作を読む

差別の色濃い時代と場所に、黒人女性として生きる。 それがどういうことなのかを、20代の頃読…

さち
1年前
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【読書】『ミムスー宮廷道化師』/本物の賢さとは何か

「宮廷道化師」というものについて、この本で初めて知った。 なんて過酷な制度だろう。 この本…

さち
1年前
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『あかちゃんがわらうから』おーなり由子

赤ちゃんをありのまま写真に写しとることは、本当にむずかしい。 こぼれ落ちてしまうのです、あの独特の輝きが。 赤ちゃんを目の前にしたときに見たあふれるような輝きは、平面に写しとられたとたん、艶やかさを失う。 あれは、なんでなんだろう。 この絵本では、赤ちゃんはきわめてシンプルな線で描かれます。 にもかかわらず、写真よりもずっとリアルで、おもわずじぃっと見入ってしまう。 そうそう、これこれ、このおてて。 まあるいおしりに、このあんよ。 だっこされているときの、このかんじ。

【写真集】『世界は猫のもの』

世界中の写真家が捉えた、 自由に生きる猫たちの写真集。 ヨーロッパの古い街並み、 エーゲ海…

さち
1年前
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【読書】『こどもスケッチ』おーなり由子/おもちゃ箱暮らしの記録

絵本作家おーなり由子さんがご自身のお子さんが赤ちゃんだった頃のことを綴ったこの本は、こん…

さち
1年前
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【読書】『七つの人形の恋物語』ポール・ギャリコ

久しぶりに、お風呂にまで持ち込んで読んだ。 ほんの少しの時間でも、その世界から離れがたく…

さち
1年前
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