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「すずめの戸締まり」を戸締りできずにいる

気になっていた映画を観てきた。


新海誠監督の最新作
「すずめの戸締まり」

映画を観終わって、ぶっ倒れそうになるくらいいろんな感情がグルグルしている...


「これは感想を書きたい!言語化しておきたい!」と思って苦手な文章を書いてみる。自己満足。


まだ観ていない人は、何の情報もないまっさらな頭で映画館に行ってみてほしいです、
簡単に情報が入る時代だからこそ。


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映画の内容に触れる感想です

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ダイジンがたまらない

予告編で見た時から可愛すぎて何回も動画を再生させた生き物がいる。

そう、「「「ダイジン」」」


白くて可愛らしい子猫のような見た目、幼い声なのにとんでもなく不吉なことを言うのがたまらない...!!


「すずめはすき。おまえは、じゃま。」


自分の中の何かにぶっ刺さった瞬間だった。


そんなダイジンは劇中でも可愛らしくて、不吉な存在。

出てきた時はかわいい〜〜!と心の中でジタバタしていました。

物語が進むにつれて、ダイジンが鈴芽へ「好き」確認することが多いことに気づいた。執着しているというか。

しかし、ダイジンは鈴芽に嫌いと言われてしまう。すると一気に捨てられた子猫みたいに痩せてしまった。


このシーンを見てあるセリフ思い出した。
(多分ノラガミ)

「人が信仰しなくなると神様は消えてしまう」

ダイジンはずっとミミズを抑えるために頑張ってきた。
過去にミミズを抑え込めた直後は人々が奉ったり大切にしてきたが、時が経つにつれて忘れ去られてしまった。
なんて過去があったりして...と、勝手に想像してみる。


曲がドンピシャで好き


予告から流れていたルルルルルルールルのあの曲。

民族的な、神話性があるような曲調と静かに祈るような声。


好きっっっ!!!!


ドンピシャで好きだった。


「人はかげろう」って歌詞いい..。

ポロッとこぼす言葉が刺さる

皆さんポロってこぼすんです。
刺さる言葉をね!

「大事な仕事は人から見えないほうがいい」

「生きるか死ぬかなんてちょっとした運で変わる」

「光の中で大きくなるよ」

特に記憶に残っているのはこのあたり
興奮しすぎて記憶が薄い1回目でも頭に残っているから相当気に入っているんだと思う。


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勢いのまま書いたけどうまくまとまらなくて、下書きに保存したまま2023年。桜の季節も終わりそうです。


この間、3回目を観てきました。

11月に2回観てから、3月に3回目。
期間を空けたおかげか、3回目でちゃんと作品として、フラットにみることができました。

1、2回目はいろいろ考えたり、震災のことを思い出したりごちゃごちゃした感情だった。

3回目は出会う人々のほっとした温かさを感じることができたかな

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