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目標設定の意義と地域差

自分の記録として。

2022.3.2-3で行われた、東京フェスティバル。

結果は、

東京大学さんぱち先生 2-6 負け
学習院大学 7-4 勝ち
中央大学 2-3 負け

と1勝2敗で、18チーム中11位タイにて大会を終えた。

インカレ代替大会という位置づけで開催された本大会だが、東京都フットサル連盟主催なこともあって東京都リーグのチームが数多く出場していた。

自分も最初にトーナメント表を見て、東京都多すぎだろ、とか東京都選抜ってなんやねん。とか思ったけれど、それ以上に実際試合をしてみて会場で感じたことが、

東京都のチーム、強くね?

だった。
3月というタイミングもあって各チーム4年はいたりいなかったりなので、今シーズンのベストメンバーが組めているのかどうかは知る由はないけれど、元々知っていた慶應や明学も、知らなかった学習院や中央大も、強かった。

そんな中でインカレ関東予選を勝ち抜いていた多摩と東大がファイナリストに残ったことはとても素晴らしいと思うし、本当にリスペクト。

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そんな東京都だけど、彼らのインカレ出場への道は、とても険しい。なぜなら、関東大会に進める枠がたったの1枠。(※今年度はコロナの影響で2枠になり、東大も出場)

上で挙げた多摩、東大、慶應、明学、中央、学習院、早稲田、その他のチームの中から、たった1枠。過酷以外のなにものでもない。
そんな中で数年勝ち続けている、多摩。実力があって、試合前からあそこが勝つだろうなと思われていても、結果を出すことは本当に難しいこと。本当にすごい。

東大は初めて対戦したけど、めちゃくちゃ良いチームでした。特に彼らの振る舞いには自分もハッとさせられることが多々あり...(鶴田くんをはじめ謙虚がすぎるから、少しだけ慢心してほしい)

かたや九州。

僕らは初めて全国に出たのが、2018年3月のKOBE CUP。当時の大学地チャン。
それ以来、年に1度以上は全国(代替大会含め)という舞台で戦うことができているけど、関東代表のチームには1度も勝っていない。

今シーズン、チームの競技目標として掲げていた、全国ベスト4

その時の組み合わせと運にも左右されるけれど、恐らく、達成するためには関東や関西など、厳しい予選を勝ち抜いてきたチームを倒さなくてはならない可能性が高い。

そして一番の肝は、僕たちはそのレベルのチームと全国大会以外で対戦する機会がほぼ、無い。
(そういう意味では今年のバサジィ大分のサテライトとの対戦は、僕らにとってはとても有り難いことだった)

人も集まりリソースが高く、比較的高いレベルでリーグ戦や地域予選を戦うことができるけど、全国への道が険しすぎる関東(関西も)と、全国大会には出やすいけれどリソース不足が否めず、リーグが充実しているとは言えない九州。

どっちが良いとかではなく、事実、地域差として明確に突きつけられている現実。
プロでも似たような現状があると思っているし、そんな中でも比較的地方寄りのチームが勝つこともある。そういった地域差とかクラブの格差みたいなものを埋めることが出来ているんでしょう。まあプロだから、お金の問題はあるはずだけど。

最後に。

東京フェスティバルに参加する前に、チームで目標設定のミーティングを行った。
来年度に向けて競技目標とあるべきチーム像を決めて、自分たちがどう行動すべきか考えるというもの。

選手たちから出てきたのは、「今年、関東のチームと試合していなくて目標を立てにくい」であるとか、まあそれに近いことが多かった。

もちろん結果は相対的なものだけど、目標設定ってそんなもんなのか?と。

大事なのは目標を達成するためにチームと自分がどう行動すべきかであって、競技目標を達成できるかどうかじゃないので、、

ましてや自分たちで立てた目標を達成するために、関東のチームの力量次第だから達成できるかわかんねえ、、なんて自分に疑いをもった時点で達成できないよね。きっと。

自ら望んでいた関東勢との試合を終えて彼らがどう考え行動するのか、楽しみにしたいと思います。

ちなみに東京では体育館とコンビニにしかいなかったけれど、自分が日本で一番好きなホテルの朝食を食べて帰りました。

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今度はゆっくり行きたい。
ではまた。

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という文章を1ヶ月前に書いていました。
4月になり4年生が卒業し、今年のチーム体制が少し固まり、チームは新歓活動など忙しい時期をバタバタと過ごしています。

神戸カップのことも振り返りたかったけど書けず、、

1つだけ。
4月から、昨年度キャプテンの小原がシュライカーでお世話になることになりました。(はらたくカッコいい画像ありがとう)

正直1年前には予想も出来ていなかったことですが、彼の目標と学校の状況など、色々なことがマッチして実現できました。
まだまだ成功でもなんでもないので、トップ昇格を目指して励んでほしいし、僕も引き続きサポートしていきます。

では、また。

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