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【随筆】舞台『ムーラン•ルージュ!』、『天使にラブソングを』、感想を聞いてくれる人。

昨日は『ムーラン•ルージュ!』を観た。今年は2回目、去年と合わせて通算4回目になる。ちなみに直近は先週。

妻は演劇がめちゃくちゃ好きだ。学生のころから沢山演劇を観ていて、もう数百本になるらしい。そして大学も芸術系だったこともあり、演出などにも詳しい。

基本的に自分が演劇を観る時は妻と一緒に観に行っている。特におすすめの演劇のチケットを取ってくれるので、本当に全部楽しめている。

観終わると、帰り道や家で感想を言い合う。自分はこの時間が好きで、自分の考えを言語化する中で、自分でも気付いてなかった思いに自覚したり、妻から違う視点での感想を聞けたりする。

そんな事を繰り返してるうちに、最近は「どこがどう凄かった」とか「前観た時と比べてここの印象が違かった」など、思った事を言語化できるようになってきた…気がする。

自分が感じた事を他人に聞いてもらったり、noteなどに書いたり、言葉や文字として形にするのはとても大事な事だと思う。(月並みな意見ではあるけど、考えがまとまるし、とにかくスッキリするのだ)

ところで「ムーラン•ルージュ!」は今回も泣いた。先週とは異なるキャストが多かったので、演じ分け?演者それぞれの役柄に対する理解の違い?を楽しむ事ができた。

ちなみに今日はこれから渋谷シアターオーブで『天使にラブ•ソングを』を観る。


観終わった。最高だった。
以下、帰りの電車で書き殴った感想である。いつも以上にまとまりの無い文章だけど許して欲しい。



『天使にラブ•ソングを』最高だった。泣いて笑った。まだ興奮がおさまらない。

『天使にラブ•ソングを』公演前、自席より

とにかく座席が良かった。前から5列目、ほぼ真ん中。
本公演はブロードウェイミュージカルなので、全編英語で進行する。舞台両脇に字幕が出るのだけど、席が良すぎて逆に見づらいという贅沢な悩みが発生した。

受験、転職活動と、人生で英語を勉強する機会はこれまでもあったけど、ここまで英語力が欲しいと思ったのは初めてだ。
まあ、気持ち見づらいと言っても普通に字幕は読めるし、観劇に支障は全くなかった。

良かった点は多すぎて書ききれない。とにかくエネルギーが凄かった。『ムーラン•ルージュ!』もそうだけど、とにかく元気なる。

登場人物が本当に皆魅力的だった。特にマフィアのボス。歌声がめちゃくちゃセクシー、ガタイが凄い、かっこいい。

あと、舞台装置も凄かった。短時間でめちゃくちゃ切り替わる。奥行き?セットの立体感?も凄かった。

観ていて色々な登場人物に感情移入した。例えば、一歩を踏み出す勇気の出ないシスター、例えば、いつか立派な男になる事を夢見る警察官。

多分次に観る時は違う登場人物に、また違った思いを抱くのだと思う。観る時の自分の状況や気分で感想が変わるところも演劇のいいところだと思う。(本や映画も)


もうすぐ家に着く。帰ったら妻に感想を聞いてもらおう。

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