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ロックはすでに死んでいる

なんとなく本屋で今月号のロッキンオンを見ると70sのロックスターが特集されていた。あーなるほどなーと思った。もうロックが終わって誰もスターがいないから墓場荒らしのように掘り出して来るのだなと思った。

たぶんだが、こういった70sの欧米のロックは一種の様式が出来ていて、50sのアメリカのリズム&ブルースやカントリーやポップスなんかをハードに味付けしてキャッチーにしたものだ。そしてプレイヤー達がさもカリスマ性を持ってますよみたいな感じに仕立て上げたものだと思う。実際は楽器がなければただの女好き、クスリ好きといったところだろう。

さらにはイギリスの人たちはロックに似合うルックスをしていたのだと思う。それは遺伝的なもので日本人よりアングロサクソンの方が顔の彫りが深くてガタイがいいということだと思う。

じゃあさっさと忘れ去っていいというものでもなく、適度に思い出して聴いた方がいいのではないかと思う。もっと言うならロックは忘れ去ってもいいけど、その前のアメリカのリズム&ブルースなんかはすごい良いので聴き続けても良いものだと思ったりもする。

オールドロックはおじさん・おばさん(おじいさん・おばあさん)の音楽になってしまって久しい。なんとか若い人に聴いてもらったり、ルーツのアメリカのアフロ系ミュージックを聴いてもらったり出来ないものかと思ったりもする。あいみょんもいいかもしれないがしっかりルーツを持った音楽というのもいいよという感じで。こういったファラオさんや永野さんのようなオールドロック芸人とかがもっと出てきてもいいと思ったりもする。

おしマイケル。

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