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Bad Bunny VS ボリウッド(世界ではどんな音楽が聴かれているのか?)

2022年世界各国のストリーミング音楽の一位を調べている英語の記事があった。結果はバッドバニーとボリウッド映画の一騎打ちみたいな状況らしい。

https://www.libertygames.co.uk/store/jukeboxes/features/most-listened-to-artists-and-songs/

個人的にはバッドバニーがストリーミング一位と思っていたが、どうやら上には上がいるようでalka yagnikというインドの女性歌手が世界で一位とのことだ。

インドのボリウッド映画の歌手らしい。アフレコみたいな感じで分かりにくいが、女優ではなくてあくまで映画の劇中歌などを歌う裏方の歌手だ。合計で百億回以上聴かれているらしい。インドの人口は世界一だからその影響もあるだろう。

その他の感想とつらつら述べておく。

欧米系のメディアだからなのかアメリカのカントリーやオールドロックも調べている。ただそれらの再生回数は一桁以上少ない数億回程度だ。我々が良く知っているクイーンやボンジョビやAC/DCやガンズもこの辺り。まあ数十年以上前のポップスであることを考えるとすごいのかもしれない。こういった音楽を大事に聴いている人はむしろ世界では少数派だろう。

ボリウッドに比べれば少し落ちるが、すごいと思うのが韓国のBLACKPINK。すごいすごいって知ってたけどやっぱりすごかったんだなと改めて思った(BTSもすごい)。

ちなみに日本はBTSを一番聴いてるらしい。ジャニーズとかじゃないんだな。これは意外。本当なのか?

中国や北朝鮮のデータがないのが正直残念。

他に欧米系で知ってるのはエドシーランとテイラースイフトあたりか。興味のある方はマップを見て調べてみてください。

あと個人的には全然しらなかったがアメリカで人気の若いラッパーYoungBoy Never Broke Again。NBA YoungBoyとも言うらしい。日本でどれほど有名なのかは分からない。アメリカでは大人気らしい。ギャングスタラップだろう。

それと気になるのが中南米だ。南米をほぼ制覇しているのはバッドバニーだ。スペインも制覇してるし。全体のランキング二位だ。

ただし中米はバッドバニーよりもハードコアなヒップホップが好まれるようだ。どれも音楽的にはギャングスタラップかなと思う。なので日本人の感覚だとちょっと恐ろしい。

Baky

Popcaan

Chronic Law

Skeng

Masicka

アフリカも軽めに触れておく、コートジヴォアール、カメルーン、コンゴ民主共和国で選ばれていたFally Ipupa。

フェラクティーで有名なナイジェリアはBuruna Boy。

キリがないのでもう止めるが、もう少し生楽器の演奏があっても良かったかなと思った。北米・中米・南米・アフリカはギャングスタラップがはやっている。これって逆に言えば治安が良くない地域や国が増えたってことか?貧富の差が激しいってことか?

このランキングは小選挙区制の選挙のような感じで各国の二位以下は全部破棄されてると思われる。なのでまだ他に強烈なアーチストがいるかもしれない。

昔は単純だったな。マイケルジャクソンだけだったし。

おしマイケル。


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