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安倍氏暗殺と統一教会

安倍氏暗殺事件で世の中が震撼して1週間がたつ。個人的には事件自体もさることながらその後が興味深かった。中でも以前も書いた家庭連合(旧統一教会)の話だろう。統一教会が話題になったいきさつは周知のことと思う。

暗殺直後のメディアでは一切「統一教会」という名前は出なかった。特に大手新聞とNHKも含めたキー局放送だ。捕まった山上容疑者が供述しているのだからさっさと名前を出してしまえばいいのにと思った人も多かったようだ。

タイミングとしては参院選前日なので、大手メディアは「統一教会」の公表を忖度したのが一般的な見方だろう。何に忖度しているのかと言えば選挙を控えた与党の自民党としか思えない。当然の流れとして選挙後にぼちぼち情報が出始めている。霊感商法についてのびっくりな内容もある。

家庭連合(旧統一教会)はいまだに反社的な組織として活動中だった。霊感商法対策弁護士連絡会が安倍氏に広告塔をやめて欲しいとお願いするも聞き入れられなかった

安倍氏は統一教会関連団体へのビデオメッセージを送っていた。それと繰り返し統一教会の広報誌の表紙になっていた。安倍氏の祖父の岸信介の時代から統一教会と深い関係があった。多数の記録がある(このnoteの表題の写真。統一教会の教祖と堅く握手)

自民党と統一教会の癒着が相当数に上ることも明らかになっている。このことは妄想的な陰謀論ではない。ジャーナリストが統一教会広報誌やビデオメッセージ等から集計しただけのものだ。リアルな情報だ。またかなりの数の統一教会員が公設秘書として自民党に入り込んでいるという。

さらには反社団体への最後の砦の国家公安委員会も統一教会に懐柔されている

メディアも忖度していることはテレビを見たり新聞を読めばよくわかる。いたるところで知らんぷりしている。統一教会へ特に忖度していないメディアはゲンダイ、フラッシュ、富山チューリップテレビといった独立系だ。あの文春や東スポなんかも忖度している傾向にあるから驚きだ。

ここまで資料や記録が出揃えば統一教会が日本の要所要所の機関に入り込んでいることは確かだろう。気付くのが遅かった。日本人は政治や宗教といった深いイデオロギーの話を嫌う。その隙間に統一教会が入り込む。しばらく選挙がないのですぐに政治から統一教会を排除するのは難しい。日本はもうダメかもしれない。

おしマイケル。

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