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エッセイ:電気よ戻れし…

 いやいや、まいっている。部屋の電源、電気がつかない。ちなみに、ブレーカーは問題ないよ。
以前「サバイバルファミリー」という映画があったけど、まさにアレだ。身体障がい者としては確認しようにも限界がある。マジ&ガチで困った。

 結局「アトムの童」の初回も観れないままに。さらば、岸井ゆきの。最近、好きな女優の一人。
スマホ、通信機器の充電ができないのも難儀や。いかに、頼っているかが浮き彫りとなったのだ。

 夜が明けて、少しずつでも明るくなるのを待っている。明かりがあるというだけで安心できる。
明日の仕事に関する準備なども真っ暗闇では困難というもの。明日の朝、思い出せればよいのだがあまり、自信はない。いかに長く眠るかを考えている者にとっては、いささか難しいことなのだ。

不安も多いけど考えてばかりもしょうがない。と半ば強引に自分に言い聞かせている、秋の夜だ。
やはり、部屋も未来も明るいのがいいに決まっている。そんなことが、ふと頭の中をよぎった。

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