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おにぎり🍙

 人の価値観や捉え方に考えさせられる時間がある中で、こんな記事を見つけました。

これと言った答えは、無いにせよやはり
相手があっての事柄に対する想いを汲み取る力は、即席ではとてもとても出来る事ではない!

 昔と感覚が違うことにどうやら最近では、他人が握ったおにぎりを食べられない子供、さらには食べさせたくない親御さんが相当な割合で増加しているようです。

 「おむすびが、どうして美味しいのだか、知ってゐますか。あれはね、人間の指で握りしめて作るからですよ」という一節を聞いた事がありますが、このような温もりある諭しの表現も現代では違和感しか感じられない方が多くなってきているようです。

しかし、ここでなんといっても、”おにぎりを食べられないこと”の背景について分析してみると…

 衛生面に気を使うことは良いことですが、乳幼児に極端な除菌や消毒を行うとその子の一生の健康(喘息、アレルギーなど)に様々な悪影響を及ぼすという研究結果は検証され支持を得られています。要は、微生物は体に必要で清潔にしすぎではいけないということです。バイキンマンとはお友達でいた方が良さそうなのです。とはいえ、病原菌や感染症は取り入れて良いものではなく完全に防ぐこともできませんし、ワクチン接種が前提の話です。目に見えないからどこまで綺麗にすれば良いかわからないことが難しいですね。

 そんな時代の趨勢を受けてなのか昨年、某大学の医学部の二次試験に次のような問題が出されました。決まった答えはないようなとても考えさせられる問いですが、求めているものは難しい問題に直面した時の対応と人と向き合う仕事であるからこその資質を見ているのだろうと勝手ながら想像しました。
 例えば、高齢者への配慮だったり、相手の好意、気持ちの尊重、医学的な見地、少数意見の取り入れ方など考えなければならないことが盛りだくさんです。もしかしたら、嘘も方便で”美味しくいただきました。ありがとうございました。”とお礼いう対応もあるかもしれません。(この方向性で試験で良しとされるかはわかりませんが…)
皆さんはどう考えますか?

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