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『チーズはどこへ消えた?』 

我が国の、経済成長が落ち込んでいくのも
時間の問題なんだろうか!
特に人口減少が著しい地方は、今こそ力を入れないと間に合わない(遅いくらいなのかもしれないが…)

 全国的に止まらない出生率の低さや街の中の雰囲気や環境の変化で、多くの商店、会社が
廃業寸前といった状況も否めない。

この状況を見てだいぶ昔に読んだ本を思い出しました。『チーズはどこへ消えた?』という世界中でミリオンセラーになった一冊をご紹介したいと思います。

------------ あらすじ -----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------  
これは、ネズミ2匹と小人2人が迷路の中で食料を探し求める物語。  

ある日彼らは、迷路の中の「C」という場所で大量のチーズを発見!  知恵の回らないネズミは、 毎日朝早くに家から走って「C」に辿り着く。 一方、知能の高い小人は、「C」の近くに引っ越して昼過ぎに悠々とチーズを頬張っていた。

ところがある日突然「C」からチーズが消えた。 実はチーズは彼らが食べ続けた結果なくなってしまっただけであった。  
ネズミは、チーズを見つける前の生活に逆戻り、別の場所へ探しにすぐに走り出した。

一方、小人は、「俺たちはネズミと違い賢くて特別なんだ!」と言い張り、 「何かの間違いだ」「明日になれば戻ってくる」「誰かが持っていったのかも」「原因を調べよう」と叫び 「C」から離れようとしなかった。  
しかし、待てど暮らせどチーズは戻ってこない。

ある日とうとう、小人の1人は「新しいチーズ」を探しにいこうと決めた。  
はたして4人(2匹と2人)は、新しいチーズを手に入れることが出来たのだろうか。  -----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

さて、この物語のチーズが指す意味は、もちろんモノだけではありません。 形のない幸せや成功、豊かさ、人間関係、人それぞれ違うことでしょう。 今の時代に当てはめれば、コロナ問題で、働き方も変わった人も多くいますし、
逆に成功者もいます。表だって見えにくいが
生活力の差が益々開いて、養育環境の差も
出てきている現在経営が行き詰まる人があるだろう。そんなとき、「もし自分がこの迷路にいて、突然チーズがなくなったかのように感じたら、どのように行動すべきでしょうか?」  この本は「具体的に何をするべきか」は書いていません。しかし、私たちが何をしていくべきか考える上で、自分の取るべき行動を考える一助になればと思いご紹介しました。  

この本で得られる教訓をまとめてみますと、  
 ① チーズはいつか消える(変化は起きる)  ② チーズが消えることに備えよう(変化を予期) 
 ③ 注意していれば古くなったのに気付く(変化を探知)  ④ 手遅れになる前に素早く行動 
 ⑤ チーズと一緒に変わろう(時代に合わせて楽しもう) ⑥ チーズは常にもっていかれる。(変化は一度とは限らない。)

 本には変わることの提言だけですが、個人的には変わるタイミングも大事な要素であることと、
 どうしても変われない社会的弱者の方々がいることも忘れてはならないと感じました。


 ⑤ 変化を楽しもう!  ⑥ 進んですばやく変わり再びそれを楽しもう    
   *本には書いていませんが、個人的にはタイミングも大事な要素かと思います。

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