海外大に通う大学2年生が、未経験の業務に挑戦するインターン奮闘記
ブルーモでは、学生インターンも絶賛大募集中です。
この記事では、長期の夏季休暇を利用してフルタイムインターンをしている大学2年生の大野さんに、インターンするに至った経緯や、インターンを通じて得た学びや苦労を詳しく伺いました。
インタビュイー
大野 綾夏
ブラウン大学新3年生（現2年生）。社会の構造がどのように人々の行動を変えるのかに興味があり、大学ではCS・経済学とメディア学をダブル専攻。夏季休暇期間の3ヶ月を利用して2023年6月〜8月までブルーモでフルタイムインターン中。ユーザー向け金融コンテンツの制作サポートや、開発中サービスのQAテスト、その他リサーチ業務など多岐に渡る領域の業務を担当。
変化が多く、自分の仕事が世の中にアウトプットされる環境でインターンしたかった
ーー海外の大学に通う大野さんが、ブルーモで働くことになった経緯を教えてください。
6月から8月までの約3ヶ月間の夏季休暇中は日本の実家に帰っており、そのときにインターンできる環境を探していました。今までNPO団体や大企業でインターンした経験はありましたが、今自分が積みたい経験はスタートアップなら積めるのではないかと思い、スタートアップに絞って企業を探していました。インターン生のために用意されたプログラムを実行するのではなく、実際にメンバーの一員として事業に関わり、自分の仕事が世の中に出るような経験を積みたかったんです。あとは、小さい会社でも意志を持って仕事をしている人と働きたいと考えていたなかで、創業ストーリーなどのnoteの記事を読んで、創業メンバーの想いに惹かれました。
また、私は経済格差に問題意識があり、大学でCS・経済学を専攻しているのですが、その領域とFintechは近く、ブルーモでの仕事は学びたいことにも繋がっていると感じてインターンに応募しました。
ーーインターン選考はいかがでしたか？
代表の中村さんと、事業開発責任者の吉岡さんと1回ずつ面談をしました。
インターンに応募した理由や自分の経験や考えをお話ししたのですが、その際にお二人とのコミュニケーションが取りやすく、また、自分が話したことについて付加価値をつけて返答してくれて、この方達の近くで働くのは学びになりそうだと感じました。
あと、業務内容について伺ったときにいくつか候補を示してくださったのですが、「変化が多い環境なので、もしかしたら1ヶ月後にはやることが変わっているかもしれない。」という話もありました。私にとってはそのほうが実際に事業に関わっている感覚が得られる気がしており、魅力的に感じたのでブルーモでインターンすることを決めました。
初めてやる仕事ばかりだけど、社員のサポートのもと手を動かしながら学ぶ
ーーインターンでの業務内容を教えてください。
いくつかの業務を並行して行っていますが、現在は主にユーザーに向けた金融コンテンツの制作サポートと、開発中のサービスのQAテストを実施しています。
ブルーモは金融教育にもこだわったサービスを開発しており、ユーザーがサービスを使うことで金融リテラシーを高められる工夫を施しています。私は、そのためのコンテンツ制作をしています。具体的には、海外の記事や論文などを見て、金融コンテンツとして提供できる内容を日本語に翻訳してまとめています。吉岡さんに定期的に確認いただいたり、アドバイスをもらいながら進めています。
また、QAテストについてはエンジニアやデザイナーの方とコミュニケーションを取りながら、想定した挙動の通りになるかどうかテストしています。バグが起きたとき、何故その挙動になるのか原因究明するためのコミュニケーションはとても勉強になっています。
その他にも、必要に応じて領域にこだわらずに仕事を任せてもらっています。例えば、商標を取る上で必要なリサーチ業務や、リニューアルしたWebサイトのA/Bテストなども担当しています。
ーー インターン1ヶ月目ですでに多くの業務を担当していますね。苦労したことはありますか？
大きく3つあります。
1つめは、初めてやることが多くて何からすればいいのかわからない点に苦労しました。リサーチ業務などは他企業のインターンでもしたことがありましたが、QAテストやA/Bテストはしたことがなく、そもそもどういう仕事なのかを知るところからスタートしました。自分でも調べますが、吉岡さんに教えてもらいながら進めています。
次に、タスクの具体的なやり方を自分で考えて進める点に苦労しました。今まで経験した他企業のインターンでは課されるタスクが明確でしたが、吉岡さんから課されるタスクは抽象的です。方向性は示されるものの、道筋は自分で考えないといけないので、特に最初は苦労しました。ただ、毎朝30分チェックインMTGで吉岡さんと会話するときにフィードバックをもらったり、それ以外の時間でも不明点をSlackで聞けばすぐに返事があったりするので、定期的に確認しながら進めることを意識しています。
最後は、タスク量が単純に多い点です。インターン生だからと言って簡単なタスクに絞っているわけではなく、色々と任せてもらえる環境はポジティブですが、その分時間の使い方は工夫しないといけないと思っています。自由と責任というカルチャーもあり、細かく行動が指示されるわけではないので、タイムマネジメントに気をつけています。
ーー1ヶ月で数多くの反省をされていますね。正直、大変じゃないですか？
楽して働けるわけではないとは思っています。でもこれは、私にとってはポジティブです！というのも、インターンでの日々の反省が自分の成長に繋がっている感じがするのと、困ったらすぐに社員の方に聞けるので辛さはないです。この苦労は狙った通りの経験だと思っています。
1番の学びは、ユーザー視点に立ってアウトプットすること
ーー1ヶ月働いてみて、どのような学びがありましたか？
最も学びになっているのは、ユーザー視点に立ってアウトプットするという点です。
金融コンテンツを制作する際、いただいた参考資料をベースにしてコンテンツ制作し、そのコンテンツに必要な図のワイヤーも書きました。自分では参考資料をベースにしたので大きな問題はないつもりだったのですが、吉岡さんと中村さんは「ユーザーにとってもっと分かりやすい伝え方があるのではないか？」と拘って議論しており、自分には足りていない視点が非常に勉強になりました。
あとは、QAテストでエンジニアとデザイナーとコミュニケーションを取るなかで、彼らが何を気にしているのか、何を意図してプロダクトを設計・デザインしているのかを知れる点も学びになっています。大学でも他企業のインターンでもエンジニアやデザイナーと一緒に仕事をすることがなかったので、自分にない視点を学びながら、新しい知識を勉強しています。
また、業務外でも中村さんや吉岡さんの今までのキャリアの話を聞いたり、VCの主催するイベントに参加させてもらったりすることで、今後のキャリアを考える上で参考となる話をたくさん聞ける点が学びになっています。特に、出社時のランチのときは色々な話を聞けるので、出社するときの楽しみのひとつはランチです。
ーー業務外でも交流機会があるんですね。
そうなんです。スタートアップって、常に追われていて必死に仕事だけに取り組む環境だと思っていたのですが、ブルーモはメリハリがある働き方をしていると思いました。ランチに行ったり、オフィスでも時には手を止めて雑談したりしていて、そういう時間も楽しいです。
印象的だったのは、働き始めて2日目に近くの公園でござを敷いてピクニックしたことです。オフィスに出社していた何人かと一緒にピクニックしたのは予想外でしたが、とても楽しかったです。
ーー残り2ヶ月のインターン期間でやりたいことはありますか？
金融コンテンツの制作において、もっと質の高いコンテンツを作りたいと思っています。今は、英語の記事を日本語に翻訳してまとめる作業が中心になっているので、ただまとめるだけじゃないコンテンツをつくりたいです。中村さんや吉岡さんのようにユーザーにとって本当に良いコンテンツを考えて、作れるようになりたいと思っています。
あとは、もう少し時間を有効に使えるように働き方を工夫したいです。例えば、毎朝のチェックインMTGで吉岡さんに相談する内容をもう少し分かりやすくまとめたり、フィードバックをもらいやすいように準備したりなど、時間を有意義に使って仕事しやすくなるように工夫していきたいです。
熱意のある優秀な社員と、実際に一緒に手を動かしながら働ける環境
ーー最後に、ブルーモのインターンはどのような人におすすめですか？
熱意のある優秀な方々と、実際に一緒に手を動かしながら働いて成長したい人にはおすすめです！
学生で未経験のことが多くても仕事を任せてもらえますし、業務にアドバイスをしてもらうだけではなくて、実際に業務を進めている様子を間近で見たり、一緒に仕事を進めたりできるのは貴重な経験だと思います。変に学生扱いせずに仕事を任せてくれるので、勉強になることが本当に多いです。
あとは中村さんが、「1+1が5になるような組織を作りたい」と言っていたのが印象的で、実際ブルーモはそういう組織だと思っています。みんなが自信を持って楽しそうに働いている良い環境に身を置けるのも、おすすめのポイントです。
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