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お花屋さんで買った、アスター、アルストロメリア、向日葵、セダム、アストランティアで花あしらい。選び方のコツを知るとお洒落な上に、お値段も3倍見え!

暮らしの花研究家、ブルーミングジョイの岸です。


長年フラワーアレンジメントサロンをしてきました。レッスンでは豪華なアレンジメントがメイン。一方で、日常の花あしらいについて相談を受けることもよくありました。
色、器、花の形の相性がわかれば、花選びは自由自在にできるようになります。ここでは、花好きな人が気楽に楽しめる、スーパーやお花屋さん、ネットショップでの選び方、オシャレな花あしらいのコツを発信していきます。

さて、以前スーパーの花を紹介しましたが、今回はフラワーショップで購入した花について紹介します。

最近は、あらかじめ作られたミニブーケや、数本セットで割安で買えたり、購入の敷居を低く感じさせるものをよく見かけます。

お花屋さんは敷居が高いと言う人もいますが、強味はなんと言っても、しっかりした管理。花が傷まないように水揚げ状態も安心できる点でしょうか。お値段も、案外スーパーよりちょっと高いくらいで、倍くらい長持ちするものがあります。

私がたまに立ち寄るショップにはコーナーにある花なら5本で1000円というサービスがあります。
前回買った時の袋を持参すると、もう一本追加のサービスがあるので、今回は6本選べました。

『自由に選べるって難しい〜』と生徒さんたちからよく聞きましたが、
そんな人のために、今日はコツを説明していきますね。

少ない本数で豪華に見せるコツ


1本の茎に複数の花がついているものを選ぶ

少ない本数で豪華に見せるには、ボリュームのある花を選ぶことがミソ。
まず一本にたくさん花がついているものを選びます。1本でもいいので選びましょう。

今回は花がたっぷりついたアスター、アルストロメリアを見つけました。

メインフラワーを決める

好きな花をメインフラワーにするのがオススメですが、私は写真左側のアスターをメインフラワーにしました。薄紫の美しい花を沢山つけていて素敵です。これを中心に他の花を加えていきます。

左の花アスターは一本に6本の花が付いていてボリュームたっぷり

2番目に選んだのは黄色のアルストロメリア

下、写真左側の黄色のアルストロメリアは渋めのトーンで、エンジ色のラインが入っているところがお洒落。
なぜこれを二番目に選んだかというと、黄色は紫と補色関係で、お互いを引き立て合う色なので、隣同士にしても相性は良いからです
色の法則については以前お伝えしました

左側の黄色のアルストロメリアを二番目の花として選びます
黄色と紫はお互いを引き立て合う補色関係

3本目にセダムを選ぶ

黄色のアルストロメリアにはエンジ色の細い線が入っています。
実は、アクセントのように他の色が混じっているこんな花は、簡単でお洒落に色合わせができます。
その混じっている色と同じ色の花を横に持ってくると必ず馴染むのです。
この場合は、写真左、エンジ色のセダムを選びました。

セダムのエンジ色と黄色のアルストロメリアの花びらの模様の色は同じ。
向日葵の芯の濃い茶もセダムの色とトーンが同じで馴染みます

4本目は向日葵

セダムは濃い渋めのエンジ色のような赤茶色のような色。
そこで4本目は同系色のような中心部が大きなひまわりを選びました
ひまわりはセダムよりダークカラーですが、トーンが同じなので馴染みます。
晩夏という感じもあって季節感も出そうです。

最後の2本はアストランティアとアルストロメリア


最後はどんな色にも馴染むグリーンの小花系、アストランティアと上の写真にあるアルストロメリアのグリーンカラーを選びました。
とりあえず迷った時にもこんな小さな花が複数ついた小花は失敗しにくいです。

右が爽やかなグリーンの小さな小花がかわいいアストランティア

具体的にどうやって活けていくのか

それでは具体的にどうやって活けるのか?
フラワーベースにアスター、黄色のアルストロメリア、セダム、向日葵、グリーンのアルストロメリア、アストランティアと順に入れていきます。
動画をご覧下さい。

完成したのがコチラです。


1本に沢山の花がついている花を入れると、このようにボリュームが出て
豪華に見えます。これで1000円だなんて!友人に驚かれました。

沢山の花を組み合わせるのは難しいと思います。
最初は2、3本から試して下さいね。

今回は、お花屋さんで買ったアスター、アルストロメリア、セダム、向日葵、アスタランティアを使って、お花の組み合わせ方のコツをお伝えしました。

今日もご訪問ありがとうございました。
素敵な花時間をお過ごし下さい!

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