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WWW/WWW X/WWW βを退職しました

5/23付でShibuya WWWを退職しました。
自分のアーカイブも兼ねてアウトプットしたいと思います。

はじめに挨拶になりますが、ここまで支えてくれた方や関係者のみなさま、才能あふれるアーティストの方々本当にお世話になりました。ありがとうございました。

WWWを辞めるまでのお話

2018年9月頃、新卒で入社した広告代理店を半年で辞めて、自分の時間を作るなどと甘々な言葉を並べてフリーターになることを決意し、昔ながらの友人の紹介でShibuya WWWにアルバイトで入社しました。
面接でスペシャの悪口を喋っていたら、WWWがスペシャのライブハウスであることを思い出し、面接で苦笑いされたことに合点がいって、割とやってんな〜っていうスタートでした。

以降ライブハウス/クラブの仕事に従事する中で、音楽への探究心や場所の在り方、存在価値、これからどう進むのか・進むべきなのか等、今現在コロナ禍でのみんなが悩み答えを出すようなことについて、常に向き合ってきた気がします。

様々な音楽を知り、考え方や思想を知り、人種や性別について考え、そのアウトプットとしてのパーティーに携われたことは自分の人生の中でも非常に有意義であると、声を大にして言えます。
WWWに入って本当によかったです。

新型コロナウイルスの発生
コロナ発生時、メディアが一番初めに火を放ったのがライブハウスでした。
今もなお厳しいルール下で、人数や時間の制限を受けながら、存続をかけた厳しい状況を強いられています。

このコロナ禍での生活が、自分の中で辞める決意をした一番大きい要因でした。

この環境下で、この1,2年ほど決して心身ともに健康な状態ではなく、
音楽の物理的な関わりについての葛藤で相当ストレスもありました。
コロナ以前のようには、純粋に音楽やパーティーを楽しめない自分がいて、その状況で音楽の仕事に従事するのがしんどいと思ってしまうようになりました。

少なからず、以前のように音楽シーンは戻らないし、常に改善の一手を投じるしかない中で、繰り返される緊急事態宣言や厳しいルールは明らかに私たちの文化的な生活を脅かしていると思います。
音楽や文化的な業種にかかわらずコロナ対策としての政策は、一向に有用性が高いものを出さないし(2021.04.25から発令された緊急事態宣言とかは、1ヶ月やって無理だったのに延長する意味がわからない。根本を変えないと一生同じことの繰り返しなのほんとアホすぎる。)、耐えきれずにルールを侵した上で開催されるパーティーがあるのもたくさん見てきました。
同じ音楽シーンに携わる身として、パーティーを開いてしまう気持ちもすごくわかるし、社会的な死が近い状態がとても苦しい気持ちになります。
一方で、先のメディアでの言及がライブハウスへの炎上をもたらしたように、他の現状を知ろうとせずに叩く人たちはたくさんいることは明らかです。
直近で言うと、Green Roomの感染対策がガバガバだった話を聞きました。じゃあそれが世の中で問題になった時、音楽シーンが大きく括られて炎上することは可能性としてとても高いように思えます。
1つの小さな問題でも、それが大きく一括りにされて批判されることはとても悲しいことだし、さらに状況が悪化することの方が怖いとも思っています。

パーティーを開くことによるそのライブハウス/クラブへの貢献の一面と、そのパーティーがもたらす音楽への批判の可能性という一面が、僕の中でずっとモヤモヤしています。

そもそもパーティーを開かなければいけないような状況を作っている国が問題なのは言うまでもないのですが、今の政治家にこの状況を変えられるような人はいると思えないので、本当にクソだと思います。
対策や休業要請に伴う補償など細かい話はしませんが、ここまで声をあげて国に訴えてきたにもかかわらず、一向に状況が変わる気配がないことに頭をかかえます。

話が長くなりましたが、今僕はこのモヤモヤのせいでパーティーを楽しめないわけです。
ここまでつべこべ言ったくせに辞めるのは自分勝手だとも思いますが、
自分が本当に楽しいと思えない状況で音楽に従事するのはきついなっていうのが本音です。

今の状況が少しでも好転してきて、心の底からパーティーは最高だと言える日が来たら、また別の形で貢献できればと思います。
WWWでパーティー開いたりね。

言葉足らずなところもたくさんありますが、一旦人生の区切りということで、WWWでの生活は卒業したいと思います。
23~26歳での青春を過ごせました。本当にみんなありがとうの気持ちでございやす。またね〜。

WWWでほんと最高〜だったパーティー

最後に思い出ちょろっと
フライヤーだけ載せとこ〜

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※あとで追記しちゃお〜のお気持ち


そんじゃ〜〜〜!!

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