家族で温泉旅行 〜 ウェルカムベビーの宿に初めて宿泊!

 ひなちゃんが生まれてから我々の旅行のスタイルも大きく変化した。
 それまでは休日の朝ふと思い立って家を出発し、道中で宿を決めるような文字通り行き当たりばったりの旅を夫婦二人でよくしていたものだが、ひなちゃんと一緒にお出かけするに当たっては下調べがなしなんて考えただけでぞっとする。
今回の旅も、宿から食事処まで事前にいろいろとリサーチをした上で決行した。
 ウェルカムベビーの宿に宿泊する。それが今回の旅の大きな目的だ。
ウェルカムベビーとは、ミキハウス子育て総研が認定した赤ちゃんも一緒に安心して宿泊できる宿につけられた照合だ。子供用の食器やカトラリーが最初から部屋の備品として置いてあったり、離乳食を温めたりするための電子レンジなども設置されている。
また浴室が広く赤ちゃん用の椅子やおむつ用ごみ箱、おしりふきなんかも置いてあるところもある。調べているとおむつをプレゼントしてくれる宿もあるそうだ。
 子育てを始めて気づいたことだが、赤ちゃんを連れての外出は思った以上に荷物が増える。おむつやおしりふきはもちろん、外でご飯となるとエプロンやスプーンも必要になる。
そうしたものを持参しなくても、宿泊先で全て準備してくれているというのは大変ありがたいことなのだ。
今回宿泊した宿の部屋には、絵本や滑り台、おもちゃもたくさん置いてあった。ひなちゃんがそれらで遊んでくれている間、我々はのんびり過ごせるというわけだ。
 そして我々にとって特に重要なことがもう一つ。ウェルカムベビーの部屋は当然子供が宿泊することが前提なので、子供が触ってはいけないものや危険なものが最初から置いていないのだ。
温泉旅館に行くと、よく床の間に花瓶に生けた花が置いてあったり、いかにも高級そうな置物が飾ってあったりする。そうしたものは我々が気づくよりも早く真っ先にひなちゃんが見つけ、瞬く間にかじる、こぼす、壊すの三拍子だ。
そうしたものが最初から置いていないというだけで、我々の心中はかなり穏やかでいられる。旅行に来てまで終始ひやひやしていたのではまったく何をしにきたのかわからない。
 今回初めてウェルカムベビーの宿に宿泊してみて、そうした気を使わなくていいという点が最も心地よかった。食事の際は個室を用意してくれたりとスタッフの方もとても親切で、ひなちゃんも一人のお客さんとして歓迎してくれているというのが何より嬉しかった。今後もひなちゃんを連れての旅行にはしばらくお世話になること間違いなしだ。



今回宿泊したウェルカムベビーの部屋の様子や、我々ならではの旅の様子をYouTubeチャンネルでも発信しています!ぜひご覧ください。

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