CUBITTS ワークショップツアー in London (後編)
今回は、後編ということでバレル研磨後のフレーム作りをご紹介します。
前編をまだご覧になられていない方はこちらからどうぞ。
https://note.com/blinc/n/ncd7a6356b535
さて早速バレルからフレームを取り出していきましょう。
ん〜〜いい感じの艶感です。バレル内は気温や湿度などを考慮してこまめのにメンテナンスします。これは長い経験と感覚が鍵になので先輩のフレームメーカーの方に毎回指導して頂いています。
バレルから取り出してクリーニングした後にまず行うことがフロントとテンプルの合口の削りです。
これも地味な作業ですがかけ心地、見た目を大きく左右する工程なので機械と手作業を繰り返して慎重に行います。
全体の合口箇所を中心にフロントテンプルを繋げた状態で、バフと呼ばれる機械で整形して、磨いていきます。ここまで終わると一応かけられる”眼鏡”になります。
最後にバラして、丁寧且つ慎重に磨いていきます。お客様がフレームと初めて対面した際に感動していただけるように時間をかけて丁寧に磨きます。
そしてようやく完成です。どうですか??かっこいいでしょう!!当ブログで前後編に渡ってご紹介したのはフレーム作りの工程のほんの一部分に過ぎません。フレーム作りは気の遠くなるような工程を経て、ようやく完成します。
今回製作したフレームはブリンクベースで開催されるポップアップショップでサンプルとして展示され、カラーを数種類の中からご指定いただいてオーダーいただけますので実際にお手にとっていただき、手作業の温もりを感じていただけますと幸いです。
最後に私たちフレームメーカーをご紹介します。
オーダーいただきましたフレームは私たち3人で責任を持って製作いたします。
ぜひ8月6日からブリンクベースで開催していますポップショップにお立ち寄りいただき、オーダー頂けますと幸いです。またこちらのフレームに関する詳しい内容は次回のブログでご紹介しますのでお楽しみに!