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楽天・則本昂大選手による東北の子どもの教育支援

本日は、東北楽天ゴールデンイーグルスの則本昂大選手が行っている東北の子どもの教育支援についてご紹介させていただきます。

2018年オフ、則本選手が初めてBLF主催イベント「BLFチャリティートーク」に登壇してくださった時、「僕も何か支援活動を始めたいのでお手伝いしてくれませんか」と本人から申し出がありました。子ども向けの支援がしたいというのが本人の希望でした。

もともと何かやりたい気持ちはずっとあったそうですが、どこにどんな支援をすればいいのか迷っていたとのこと。仲良しのホークス千賀滉大選手がオレンジリボン運動の支援を始めたことで、「そろそろ俺も具体的に始めないと!」とお尻に火がついたようです。

2019年、則本選手は故障のためグラウンドを離れる時間がありました。その中でいろいろと考える時間ができ、BLFも則本選手と直接意見交換をする機会もできて、じっくりと相談を重ねた結果、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンへの寄付を通じて東北の子どもの教育支援をすることになりました。

チャンス・フォー・チルドレンは、経済的に困難な家庭の子どもにスタディクーポンを配布し、団体と提携している塾やスクールで無償で指導やレッスンが受けられる機会を提供しています。「自分は小さい頃あまり裕福な環境にいなかったので、同じような境遇の子どもたちに何かできることがあればと思った。環境を理由にチャレンジすることを諦めてほしくない」それが、則本選手がこの支援先を選んだ理由でした。

則本選手の支援活動では1イニング投げるごとに1万円を積立し、毎年オフにチャンス・フォー・チルドレンに寄付しています。2019年シーズンは戦線離脱した期間が長かったので背番号14にちなんで140万円を寄付、2020年シーズンは109イニング分として109万円を寄付しました。寄付はスタディクーポンの費用のほか、コロナ禍後には子どもたちとの交流会の費用に充当する予定です。

則本昂大選手贈呈式

則本選手は2019年オフ、インタビューで下記のように語っています。

「ファン感の時、今江(年晶)さんの引退セレモニーがあったんですけど、今江さんは現役時代から熱心に支援活動をされていて、支援先の団体の方々からたくさんのメッセージが送られてきていて、観ていてすごいなと思いました。今江さんの人柄もあると思うんですけど、やっぱりプロ野球選手である僕らにしかできないことがあるとそこで再認識できましたね。現役のうちからやることの意義を強く感じました」(Sports Picks掲載

今年はシーズン序盤から安定した活躍を見せている則本選手。支援3年目にして、ようやくフルシーズンでの支援ができそうです。今後も則本選手の活躍に期待しましょう!







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