2023年12月27日蟹座満月
毎度毎度あっという間に時間が過ぎると書いていますが、2023年があと数日で終わるなんて・・・
12月27日は、今年最後の満月です。
この満月は2週間前の新月で始めたことの一応の結果が現れます。また半年前7月18日の新月の頃に願ったことが叶うタイミングでもあります。
12月の満月をネイティブ アメリカンは「コールドムーン」と呼んだそうですが、極寒の雰囲気が伝わってきます。
自然のリズムは休眠の時。冬至を過ぎてまもなく新年を迎えるばかりの満月は、深い内省と静かな時間をもたらします。
2023年を振り返るのにふさわしい満月となるでしょう。
蟹座の満月の概要
太陽は山羊座4度、月は蟹座4度で向かい合っています。
蟹座の満月は、家庭や家族の問題に焦点を当てます。
「仕事と家庭、どっちが大事なの?」と自他に問うようなことや、感情に訴えるような事柄も起きて来るかもしれません。
満月では、隠れていた感情や秘密が明らかになります。
感情の爆発は解放でもあるので、必ずしも悪いことと考えないでくださいね。
月は、自分が支配する蟹座に入り、感情的でハートフルです。
様々な感情を出てきて忙しいかもしれません。でも、蟹座の満月は、自分のどんな感情も感じきったほうがいいです。
心の声に耳を傾けて、ご自分を労わってください。
蟹座は郷愁を誘うエネルギーで、家族や愛する人がとても恋しくなったりします。出来れば家族や親しい人と過ごしたり、電話で話したりすると穏やかに過ごせるでしょう。
水星逆行中に過去を再訪
水星が1月2日まで逆行していますが、水星逆行には過去を思い出したり、過去を再評価する作用もあります。
古いアルバムを見返したり、過去の楽しかったことを思い出してみるのも良さそう。くれぐれも辛い記憶は思い出さないように気をつけて。
過去を再訪することで、どんなに時が流れても自分の中に変わらない思いがあることを再認識することもあると思います。
子どもの頃に夢中になっていたことを思い出すだけでもいいと思います。
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歴史の本や古い時代の文学書を読むのもいいと思います。
現実的+楽観的=健全な判断
山羊座の太陽は、地に足をつけた現実的で野心的なエネルギーで、一目置かれたいとか、成功者になりたい気持ちが強まるかもしれません。
蟹座の月は安心を求めるので失敗したくない気持ちも強いですが、幸いなことに木星が、太陽と月にコンプロマイズという調和の角度を取っています。失敗したってなんとかなるさ、と楽観的になる人もいるでしょう。
木星は、射手座のルーラー(支配星)で、楽観的な理想主義者のようなエネルギーです。射手座生まれで、私の頭にすぐ浮かぶのはフランスのマクロン大統領や、現在のローマ教皇フランシスコです。マクロン氏はほんとに射手座っぽいです。
そんなエネルギーを持つ木星が及ぼす影響は、楽天的で陽気で寛容で、幸運の訪れを信じる心です。人に対しても優しくなれる(はずです)ので、人助けやボランティアを進んで行ったりします。
山羊座のルーラー土星もコンプロマイズの角度を取っています。土星には「責任」にまつわるテーマがあります。
たとえば結婚や家を継ぐとか、何かの役職を引き受けるとか。逆に責任を取らされるということもあるかもしれません。
半年前の新月以降、数か月に渡って頑張ってきたこと(仕事や勉強など)が認められ、良い結果が現れることもあるでしょう。
木星と土星はセキスタイルの角度で調和しています。
土星は引き締め、木星は拡大する性質。真逆なエネルギーの星同士が調和すると、現実的でありながら楽観的で、健全さと忍耐力をもたらすでしょう。
~余談~
木星と土星のセキスタイルは、2020年12月のグレートコンジャンクション(水瓶座0度)が進展したものです。
木星も土星も社会天体なので、ひとつのブームを作ります。
2020年12月以後に起きた社会的な事象と言われて、すぐに思い浮かぶのはやっぱりアレ(💉)ですが。
アメリカ大統領選挙でトランプ氏が敗れ、バイデン氏の大統領就任式が行われた1月20日はちょうど太陽が水瓶座0度になったときでした。
そして2024年は、1月21日に太陽と冥王星が並んで水瓶座0度になります。
冥王星と木星はスクエアの角度になります。
何かが終わり、何かが始まりそうです。
逆行中の水星は、火星のコンジャンクションになっています。
海王星とのスクエアで、思考はあてになりませんが直感は良く働くでしょう。インスピレーションという形で、霊的なメッセージを受け取っている可能性もあります。
思い立ったらすぐに行動に移したくなるのが人の常ですが、火星海王星スクエアはペースを緩めたほうがいいかもしれません。
また火星海王星スクエアは、怠惰になったり、やさぐれたり(!)することもあります。オクスリやアルコールも過剰摂取しやすいのでご注意を。
スポーツや体を動かすことが怒りを解放するのによい方法です。大掃除や模様替えもいいですよ。
水星と海王星のスクエアは、欺瞞や陰謀を引き起こす可能性があります。
とくに水星が逆行している時なので、美味しい話や刺激的な情報(スキャンダルやフェイクニュース)にご注意ください。
金星と海王星はトラインを形成するので、恋愛はロマンチックな魔法にかけられたような感じかもしれません。
でも金星と天王星がオポジションなので、変化しやすく心変わりしたり、短命な恋愛になる場合も。
満月図(日本)
日本は、太陽(政府)が11ハウス、月(国民)が5ハウスで向かい合っています。
満月の影響力は2週間ほどですが、政治が不安定なまま年末年始を過ごすことを表しているようです。
政府の部屋を表す10ハウスのルーラー木星が3ハウスに入っており、木星が太陽と月の緊張感を和らげているように見えますが、木星の拡大する性質が強く出ると、さらに事態が悪くなる可能性も。
逆行水星も10ハウスに入っており、海王星とスクエアになっているので、新たな暴露があるかもしれません。
月は木星とセキスタイルで、MCとでヨドを形成しています。これもまた問題の大きさを示している気がします。
今年の岸田政権の評価は? - みんなの意見 - Yahoo!ニュース
1ハウス(国民の部屋)に入っている土星も、太陽、月と調和の角度になっており、制限や責任というワードも織り交ぜて、国民は忍耐している感じです。
私は、スーパー行くぐらいしか外出することがないので、日本の景気の実態がつかめていませんが、節約生活をしている人は多いんじゃないでしょうか。年末海外旅行の人もいるとは思いますが。
架空パーティ、裏金9000万…フランス哲学者「日本人はなぜ国家転覆しない? 政府は国民をなめている」岸田政権支持率は16%に大暴落(みんかぶマガジン) - Yahoo!ニュース
「人は言ってることよりやっていること」と言いますからねぇ。キッシ―が今までちゃんと国民の声を聞いていたら、ここまでにはならなかったはず。
アセンダント水瓶座のルーラー天王星は、3ハウス牡牛座に入っており、9ハウス蠍座金星とオポジション。
3ハウスは交通(輸送)、通信、メディア、9ハウスは外国、宗教、法律など。
金星と天王星のオポジションは、冬至の星読みに書いたように金融で突発的な変化が起きることを意味していると思いますが、今回は金星が9ハウスに入っているので、外国がらみのことかもしれません。
また3ハウスの天王星がインターネットを表すことから、デジタル化やChatGPT、AIも考えられます。
私がピンと来たのは、紅海で起きているイエメンのフーシ派武装組織による商船攻撃でした。
紅海はスエズ運河につながり、アジアと欧州を最短距離で結ぶ航路ですが、日本の海運各社でも安全上の懸念があるとして、紅海~スエズ運河ルートを回避して喜望峰周りに変更しました。
これにより、海上輸送の遅れや輸送コストの上昇などが懸念されています。
しかし、吉星と言われる金星や木星が天頂付近にあると、社会のムードが明るくなると読まれる占星術師さんが多いと思います。
よくわかりませんが、何か喜ばしい兆しがあるのかも知れませんね。
金星と海王星がトラインなので、田中真紀子さんが言っておられた、キッシーの手品が今度は成功するのかも?(国民はまた騙される?)
キッシーのトランシット
ちょうど、キッシーの満月トランシットを作っていたところでした。
ネイタル獅子座5度の太陽に、トランシットの山羊座4度太陽と魚座2度の土星がヨドを形成します。ヨドは強制力が働き「~させられる」ような働きになるので、何かあるだろうなと思っていました。
またトランシット射手座火星が、キッシーの乙女座木星、双子座のセレスとでTスクエアを取り始めており、トランシットの海王星も含めると柔軟宮のグランドクロスになります。
すごいプレッシャーのはずですが、支持率が落ちようと関係ない何かがあるんでしょうね。
最後に
半年前の新月の結果が今
今回の満月は、今年最後の満月です。半年前の新月の星読みを振り返ってみると・・・
新月にタイミングを合わせるように、ノードの移動がありました。
「来年から前の世界には完全に戻れなくなると思います。今までの社会で築いたものは壊れていき、大切な場所もなくなるかもしれません。
そのときに牡羊座のフロンティア精神が、新しい世界を生き抜く力になります。」と書いていました。
太陽と月が1ハウスに入っていたので、「自分」について、また「日本」の在り方を意識する新月でした。
自分と他者、自分と社会の関係性の気づきが起こり、自分らしく生きることや、価値観が同じ仲間(それも少数精鋭)が引き寄せ合うことが起きる、と書いていました。
この新月の結果が今だと考えると、2024年の新しい目標を立てるときに参考になるかもしれません。
31日に木星が逆行終了
9月4日から逆行していた木星が順行に戻ります。逆行天体は残すところ、水星を除いて天王星のみになります(~2024年1月27日まで)。
木星が順行して迎える新年は、胸のつかえが取れたような感じがしそうです。2023年に取り組んだことを見直して、「よくやった」と自分を評価できるかもしれません。
前日に金星も射手座に入り、年末年始を賑やかに過ごせそうですし、1年の計もポジティブな気持ちで立てられるかもですね。
木星が順行になると、金融や財産に関するニュースがありそう。良いニュースだといいですね。
楽しい満月&年末年始になりますように。
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今回の記事は、時間短縮のため数秘とサビアンシンボルの解釈を割愛したので、いつもより短い記事になりました。
いつもが長すぎなので、たまには短いほうが読まれる方も楽ですよね(笑)
同時進行で複数の記事を書いているので、下書き保存した記事が十数本溜まってしまいました。年末年始にできるだけ書き進めようと思います。
年内にあと1本は記事をUPしたいです。良かったらまた読みにいらしてくださいね。
ではまた、近いうちに。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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