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太陽の動きが変化しているね、なんとなく秋を感じます

夏真っ盛りな印象ですが、自然界は確実に秋へ向かって動いています。そのひとつに、太陽の南中高度が変わってきているのをとてもよく感じます。
 
朝方、洗濯物に当たる日差しの角度も変わってきていますし、畑に入る光の様子もこれまでとは違います。周りにお家があるので、日陰の時間が少し増えてきました。夏至が過ぎてからしばらく経ちますしね、天空は動いています。
 
それだけでなく、庭に生えてくる雑草も様変わりしていますよ。イネ科のものが大きく育ってきていて、今まで一大勢力だったスギナに覆いかぶさるように新興勢力として力をふるっております(笑)。
 
ツユクサも大きく育ってきていまして、花をたくさん咲かせています。ツユクサは薬草でもあり食べられます。さっと茹でて食べるのがあっさりしていて、私は好きです。乾燥させてお茶としても飲めます。

そして富士山の姿も朝晩わりと霞んだ色合いになり、日中は雲がかかることもしばしば。晴れてすっきりと全身(全山?)が見える時間が減ってきています。

これが、秋になると空気が澄んでくっきりと見える時間が増えるのですが、今はそこへ向かう中間点といった感じですね。富士山の色合いも刻々と変化しています。その変化がとても美しいです。
 
そんなこんなで、自分の周りをよく観察してみると、自然は着々と次へと進んでいることが分かります。ああ、そろそろ秋へ向けて心の準備もしましょう。そんなふうに思います。
 

夕日からの光も、横から差すように
 

人間社会だけにフォーカスしていると、自然界の動きはあまり感じられませんが、地球の上に乗っかっている限りは季節の移ろいの影響をよくも悪くも受けます。わたし達の體は自然と同期しているので、それを無視して動いていると、不調をきたすことが多い。そう個人的な経験から思います。
 
特に夏から秋にかけては、見えない変化、気づかない変化を見逃しがちで、それが体調不良に繋がると思うのです。見えない変化というのは、日照時間が短くなったり、朝晩と日中の気温差だったりと、そんな小さなもの。

自然界が冬至に向けて、エネルギーを外から内側へと向け始めるのが初秋。この転換点は、とっても大事。夏至も陽から陰への転換点ですが、まだ現実世界では暑さもありますし、夏休みだったりして活動的な流れが続きます。

人間活動も一気に収束するような、なんだろう、落ち着くといったらいいかな、そんな方向に転換するのも初秋。知らないうちに溜まっていた疲れも出ますしね。
 
なので前述しましたが、そろそろ自然界が静かになっていくぞと、その心づもりをするのは、これから起こる変化に準備することに繋がります。わたし達は意識や思いの力を、意図しているかどうかは別として、現実世界を回すのに思った以上に使役していますから、準備するしないは結構大きいなと感じています。
 

というわけで、まだ8月の頭ですが、そろそろ秋あたりのことを考えながら、人間生活も野菜やハーブの栽培もやっていきましょう。

自然の動きを感じながら、その動きと同期する自分を感じながら、自然の移ろいを楽しみながら、日々を生きていきましょうかね。
 

※ヘッダーの写真は、今朝のハーブの様子です。朝日を浴びて元気です。日差しの角度は、これまでの同じ時間よりもやっぱりちょっと下がっています。



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