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3Dプリンターでオリジナルトロフィーを作りたい!

誰しも人生で一度は願う
「自分のトロフィーが欲しい🏆」
そんな夢を叶える魔法のアイテム3Dプリンターについて今日はご紹介します。

こんにちは、BBCGオギです。

誰しもが自分のトロフィーが欲しいかどうかは置いといて笑
今回のnoteでは3Dプリンターを使って作成したトロフィーについてご紹介しています。また、どうしてオギが3Dプリンターや3DCG沼にハマったのかもこちらnoteに綴っております。

今回の投稿を読んでいただきオリジナルのトロフィーや3Dプリンターを使って何か作ってみたいと感じた皆さまは、お気軽にお声かけください。

ではでは、本編に移ります。

▼3Dプリンターでトロフィーを作ってみよう!

私は前職でOISTという沖縄の大学院大学で事務員をしていました。当時、働いていた部署では学生たちと関わるイベントが多くあり、その当時、年に一度のイベントの準備をしていました。

イベントの準備をしていく中で「優秀賞を受賞したチームには、トロフィーをあげたいね。」という話が持ち上がりました。ただ、オンラインでトロフィーを探して見るもののあまりパッとするデザインがなく悩んでいました。

そんな悩みをミーティング中に同僚に伝えると
「学校内に共有で使える3Dプリンターがあるからトロフィーも3Dプリンターで作ったらいいんちゃう?」
とベルギー人の同僚Jがナイスなアドバイスをくれました。(関西弁は脳内変換)

また、
「3Dモデルを作るにはBlenderっていう無料のソフトがいいらしいよ!」
ともアドバイスをもらいました。というわけで、上司に3Dプリンターを使ってトロフィーを作りたいと相談してみると快くOK!をもらいましたので、それから3Dプリンターを使ったトロフィー作りが始まりました。

当時は年末年始だったこともあり、まとまった休みが取れたため、ずーっと家にこもってBlenderを覚えトロフィーのモデリングを行いました。

そして、その時にできたトロフィーがこちら🏆

3Dプリンタートロフィー
各パーツ写真
組み立て

それぞれのパーツをプラモデルのようにカチャカチャとはめ込む仕様にし土台をOISTの文字で制作しました。また、トップのシーサーにはOISTのロゴを使っています。材料には強化PLAと呼ばれる植物由来の樹脂を使用し、プリント精度と強度も保つことができています。

こちらロゴと土台の文字の部分を別モデルに変更することで自分だけ・自社のトロフィーを作ることもできます。

▼トロフィー第二弾

今回、トロフィーを制作したことで他部署からもトロフィーを制作してほしいという声がかかり第二弾のモデルを作りました。

今回のモデルは浮世絵の要素と沖縄の海のモチーフを入れたモデルになります。表と裏で見え方が違うデザインで、また白と赤を混ぜてツーカラーで作成しています。浮世絵のデザインは一度イラストレーターで作成しその後3Dソフトに取り込んで厚みを加えています。

イラストレーターで取り込んだ画像から3D化するの手法を用いれば既にある2Dのデザインを3Dデザインに変更することができます。

また、イベント自体はオンラインイベントだったのでトロフィー受賞者を発表する際にはオスカー風の会場をCGで作り演出を行いました。

オンライン授賞式


▼トロフィー第三弾

第三回目のトロフィーは土台とフレームを3Dプリンターで作成し、クジラのプレート部分は透明なアクリル版を用いて作りました。

アクリル版はレーザーカッターで加工と印字ができるため細かいデザインも印字や削り出しをすることができます。今回も浮世絵の要素と海をイメージしたデザインとなっています。

3Dプリンター + アクリルトロフィー
3Dプリンター + アクリルトロフィー 正面
3Dプリンター + アクリルトロフィー 裏面


▼うまくいかない > できた! > 3D沼にはまる

3Dプリンターは、ただデータを送ってスタートボタンを押せば簡単にプリントできるわけではなく、キレイにプリントをするためにはかならず微調整が必要となってきます。素材によっては湿度の影響を受けやすく、天候によって各種設定に変更を加える必要があったりします。

なので「3Dプリンター用」のデータを作る必要があり、この辺りけっこう経験値が必要になってきたりします。

そんな訳で、初めての3Dプリンターの制作は「そりゃ〜〜もぉ〜〜〜うまくいかず笑」失敗と検証の戦いとなります。(というか今でも新しいモデルは戦いの日々です笑)

ただ、そういった経験を踏んできたからこそ、3Dプリンター初心者の皆さんの気持ちもわかりますし(肩を組んで「うんうん、あれ難しいよね😭」と共感したいw)、今では問題が発生した際にはスムーズに対応できるようになってきました。

かくして、全然すんなりいかない3Dプリンター3DCGと戦う日々に直面したオギワラはどんどんと3D沼にはまっていくのでした。。。でも、1番はやってて楽しいんですけどね!

▼オリジナルグッズを作りたい皆さまへ

今回のnoteでは、今まで3Dプリンターを使って制作したトロフィーについてご紹介しました。今回のnoteを読んでいただき少しでも3Dプリンター興味を持ったり、実際に3Dプリンターを使って何か商品やオリジナルグッズを制作したい方がいましたらお声がけください。また、3Dプリンターの設定においてなど質問などあればお気軽にご相談いただければと思います。

単純に3Dプリンターに興味があるから色々と教えてほしい~!みたいなお声かけでも大歓迎ですよ😁

ではではまたお会いしましょう〜!


最後まで読んでいただきありがとうございます。

Boon Boon Computer Graphics - BBCG代表の荻原光人・オギです。
オキナワを拠点に3DCGアニメーション制作 | Webサイト制作 ・マーケティング| 3Dプリンターオリジナルグッズ制作、採用サイトや製品プロモーションの3DCGを制作しています。お気軽にツイッターのDMでご相談ください:)

Boon Boon Computer Graphics
荻原光人


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