【インフォメーション #05】ソリューションとイノベーション

はじめまして。よしだです。

ご無沙汰しております。病んでます。

IT業界長いのですが、
「ソリューション」
って言葉よく使われます。

直訳すると、解決策、とかになるんだと思うんですけど、
要はお客様の課題や問題を解決するシステムやサービス、
製品、あるいはそれらの組み合わせのこと。

でもさ、、、
もうこれだけ世の中便利になっててさ
課題とか問題とかって明確になってない
顕在化されてないことが多いんですわ。

なんならお客様もビジネスが順調で
さらに良くするにはどうすればいい?
的な話をもちかけられるわけですよ。

でも会社では、ちゃんとヒアリングしてきた
内容の中から「課題」を設定して
ちゃんと「原因」を分析して「解決策」を
提案せよ、と言われるわけですよ。

このフレームワークが当てはまらない
ケースが増えてきていると感じてます。
フレームワークはビジネスにおける“型”なので
しっかりその流派を習得することも必要だけど
もう相手は水の呼吸とか使ってくる時代ですよ。
数千年の歴史をもつ型でも勝てません。

前例踏襲型ではもう通用しない時代ですよ。
VUCAですからね。
中学生時代のお供はBUBUKAでしたよね。

課題に対するソリューションってずるいですよね。
絶対儲かるんですよ。
お客様の購買欲を確認した上で
提案して採択されて構築するので
見積が相当ザルでなければまず失敗しない。

エンタメってこのビジネスが成り立たないんすわ。
「男の子と女の子が入れ替わる映画がみたいなー」
っていうニーズに応えて「君の名は」が制作された
わけではないし。
「ドルガバの匂いで思い出す元カノの歌聴きたいなー」
っていうニーズに応えて「香水」が作曲された
わけではない。

「これ絶対ええもんやろ!!」

っていうエネルギーでしょ。

世の中に受け入れられるかはわからないから
当然先行投資が失敗するかもしれないけど
もう「ソリューション」の時代は終わる。

※まぁ終わりはしないと思いますが
 未だに課題解決型のソリューションを
 提案している業界はIT化が遅れていると推察します。

そもそもすべての業界にITが浸透しすぎて
もうIT企業なんていうジャンルはないと思ってます。

ここまでが前振りです。

これからの時代は「イノベーション」です!()

まぁ言葉はソリューションでも
イノベーションでも
サティスファクションでも
何でも良いのですが、言いたいのは
ネガティブ発の提案か、ポジティブ発の提案か、
です。

ソリューションソリューション言ってると
どうしても世の中の課題問題を探して
なんか困ってることありませんかー思考になりがち。

イノベーションイノベーションって
有り物と有り物を組み合わせて無かった物を生み出す
売れるかわかんないけど、これ絶対いいものだ!
世の中を少し便利にするものだ!って
エモーショナルに全振りしたサービスが
どんどん溢れてくといいなぁ。

んで淘汰されて、洗練されて。

企業としては、儲かるかわからないビジネスより
ちゃんとやればちゃんと儲かるビジネスを優先
したい気持ちもわかるんだけどね。
まぁ大企業はいつかベンチャーにやられますよ。

共存できるとも思いますが。
大企業側のスタンスが変わらないと難しいと思います。

国もウチの会社も心配です。
自分の身は自分で守れるようにしなくっちゃ。

S.O.S/EMPiRE

ちゃんとしたい。君とアレがしたい。

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