あのワニくん

100日後に死ぬワニ、特に深い考察はしなくても、

「生きるっていうことは当たり前に続くようなことじゃないんじゃないんだ。」

「いつ死ぬか分からないから当たり前のように暮らしている日々を大切に生きていこう。」

「ある日突然自分の大切な家族や恋人、友人が亡くなってしまうかもしれないから、後悔のないように、いつも真剣に向き合おう、大切にしよう。」

という強いメッセージが、読んだだけで素直に伝わってくる作品だったと思います。私も、それらのメッセージをそっくりそのまま受け取りました。

この作品は、これらの表向きのメッセージを読者が素直に受け取るだけで十分と思います。

作者には実は裏の目的があるんじゃないかと考えたり、実はプロモーションに関わっていた電通について考えたりするのは、無駄なことと思っています。そういうことに、私も無駄に踊らされたくないですし。Twitterの間では「電通案件」と言って冷めてる人がわざわざ呟いていますが、いらんことしてるな、と私は思います。

案の定、Twitterはお祭り状態です。バズってます。それ含めて、誰かのシナリオ通りだったとしても、この作品のメッセージだけは素直で、全くその通りのものなので、それだけは、ひねくれずに素直に受け取るべきだと、私は考えます。

私も自身の経験や身近な人の経験談、メディアなどを通じて、生きることの儚さや突然やってくるかもしれない死の恐怖を学んできたので、この作品で再学習させてもらったと考えています。

このような強いメッセージ性を含んだ、道徳的な作品であっても、作者はお金を稼いで食べていかないとしょうがないので、広告代理店を使ってプロモーションするのは当たり前のことだと思っています。その広告代理店が、よりによって、電通だったとしても、強力なプロモーションが出来ていて、現に収益も見込めるようになっているんだから、それに越したことはありません。結構なことじゃないですか。



ちなみに、私はワニくん関連の書籍や映画、グッズにはあまり興味はありません。

大切な人と一緒に、かけがえのない日々を生きていこうと思います。

(終)



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