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野付半島に遊ぶ

お盆の繁忙期を前に連休をもらったので知床連峰縦走計画を企てていましたが、あいにく2日とも雨予報。

山は断念して雨でも楽しめそうな場所は・・?と考えて思いついたのが『野付半島』。

「いやいや思いっきり屋外やん!」という声も聞こえてきそうですが、荒涼としたトドワラの景色には雨が似合いそうな気がしたのです。

中標津に前泊し、早朝、予報通りの小雨の中を出発しました。

ここまで走って来た道道950号線の起点。看板も寂寥感を漂わせ・・
灯台を目指して歩いていると、10頭ほどの鹿の群れが。朝食タイム?
浜辺に建つ小さな灯台

灯台の少し先には野鳥の観察小屋があり、目の前の湿原で羽を休める水鳥を間近で見ることができます。双眼鏡がないのが残念!

引き返して野付半島ネイチャーセンターに車を停め、レインウェアを着込んで砂州に続く遊歩道へ。

最近に出会ったのはエゾフウロの花

吹き付ける霧雨と強い風でビショビショになりながら、ようやく木道の手前のまでやって来ました。

海の中に伸びる一本道
そして海の中に伸びる木道
トドワラが見えて来た!
やはり、この景色にこの天候は正解では?なんて、負け惜しみを言ってみたり
セグロカモメの群れ、近付くとフワリ浮き上がったりして
木道の上ではタカが食事の最中だったのに・・
私が来たせいで飛び立ったもんだから、エサのカモメを海に落としちゃって・・ホント申し訳ない!
めちゃくちゃ草むらの中に立ってるけど、ここは遊覧船乗り場に続く遊歩道。船に乗るにはかなりの藪漕ぎが必須の模様
砂州のとったん、地のはて

いや〜『野生の王国』って感じだったな〜。悪天候にくじけず来てよかった!やはりこの天候は吉と出た気がします。

そう思えるのは登山用のレインウェアのおかげ。よくぞリュックに入れたもんだ!と、自画自賛。

帰りに出会った雄鹿は車が近寄っても平然と草を食べていました

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