帰る日
10月11日、3ヶ月とちょっと過ごした知床を離れる日がやってきました。
来た時と同じくウトロと女満別空港を結ぶバス、エアポートライナーのチケットを買おうとしたところ「もう運行してないですよ」とのこと!時刻表をよく見ると確かに「運行期間10月9日まで」と書いてある。ツメが甘いんだよ〜。
斜里までバス→網走までJR→空港までバスというルートに変更です。空港でゆっくり昼ごはん食べて・・というプランは崩れ去りましたが、列車に乗れるのは嬉しい!
知床斜里駅のホームに入って来たのは『ルパン3世』のラッピング列車!モンキーパンチ氏の故郷、浜中町を走るんだ〜。
残念ながらルパン車両は反対方向の釧路行き。私が乗る網走行きには知床連峰のイラストが描かれていました。
空港で食事する時間がないからどこかで調達しなきゃ・・と思いながら網走駅に降り立つと『かにめし弁当』の文字が目に飛び込んできました。買いま〜す!
空の上でビールとかにめし弁当。ごはんに優しい味のかにのほぐし身と錦糸卵、椎茸、昆布、たくあんに紅生姜がのってちょうどいい量。ほぼ満席の機内にかに臭が漂うことが心配でしたがそうでもないみたい、と思いたい。
今回、旅行以外で初めて福岡を離れて暮らして感じたのは「どこにいても一緒」という感覚。ヌルッと知床生活に入って、またヌルッと福岡に帰る。そこに境界線はなく、どちらもずっとそうしていたような・・うまく表現できませんが、生活の場が変わってもそこにいるのは変わらない自分ということでしょうか。
ただ、行く前と今では明らかに違うことも。心はいつでも知床に飛んで行けること。そんな場所がまたひとつ増えて・・「心豊かに生きなさい」という父の言葉が思い出されます。
そんなこと考えていたら福岡の街の夜景が見えてきました。空港で私にとってのソウルフード『因幡うどん』のうどんとかしわ飯を味わって帰路に。ソフトバンクホークスのいる街、ただいま!
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