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遠慮をしないことにした


遠慮をしないことにした。

と言ってもあと数日。

昨日も病院に行った。

母が骨折してから毎日欠かさず行っている。

『病院というヤリキレナイ箱』にも書いたけれど、やっぱり母を寝かせる時のやり方が雑に見えて嫌なのだ。

せめて私がいる時だけでもフォローしたい。

昨日も間食を食べ終わり、ベッドに戻す時に、ベッドの上部に戻すのが勢いありすぎるし、なんだか重たいモノを引き上げるみたいで嫌な気持ちになった。

母は軽い。
入院前少し太って36キロを超えたけどおそらく今はまた減っている。

もう気持ち、優しく扱ってもらいたい。

その後足の包帯を変える間も頭の枕がおかしな位置で、可哀想だったから、『すみません』と一言声をかけて、ベッド脇に入り、私が頭と枕を整えた。

包帯の前にまず母の体制を整えてもらいたかった。
布団もかかってないから母に『寒くない?』と聞いたら、『寒い』と言うので足の方は開けて、上半身に布団をかけた。

ヤリキレナイ!
やっぱり。

私が病院にいる時間は短い。
しかも後少し。

でも、その間だけでも、遠慮をしないことにしよう。そう決めた。

ただ、難しい。
私が遠慮しないことで、私がいない時に母が意地悪されたら困る。

そんなことない、って言い切れないと思う。
病院にもいろんな人がいる。

介護施設だって虐待とか殺人事件まであった。

だってそうじゃなかったら、もう少しやり方があると思うもの。

気持ち優しく扱うのに、かかる時間は変わらない。

と、書いていて気づいた。

もしかして、他の人が重たいから同じ感覚でやると、母が軽い分勢いがついてしまうのかもしれない。

先のnoteにも書いたけれど、本当によくやっていただいている感謝が大前提。

だけど、やっぱりヤリキレナイ。
私の母は、荷物じゃない。

もう少し丁寧に扱ってもらえませんか?

いや、荷物だとしてもモノだって、丁寧に扱ってもらいたい。

どんなものにも魂は宿っている。
(私は無宗教だし、霊感も全くないけれど。)
だから、モノを雑に扱いたくない。

病院関係者の方々、ごめんなさい。

でも、そういうことを感じる人もいるという一つの出来事として読んでもらえたらと思う。

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