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晩秋のトムラウシ温泉東大雪荘

トムラウシ温泉東大雪荘

今年の2月に行ってきた『日本一コンビニから遠い』宿。
(後から知った)


場所は北海道のほぼ真ん中。

写真はトムラウシ温泉のサイトから
tomuraushionsen.com


(ちなみに北海道のへそ、は富良野市)

他にも中心のオブジェがある
ものすごく昔に行った時のもの
ここも何回か行っている

国内最後の秘境といわれた東大雪の中西部に位置しています。「カムイミンタラ」(神々の遊ぶ庭)と呼ばれるトムラウシ山の麓、悠久の大地の恵みを満喫してください。事前予約制無料送迎ございます。

https://www.onsen-shinsengumi.com/

こんな所にある。

リピートしたかった理由は、温泉が良かったのと、大雪の奥座敷と言われるように本当に山の奥。
自然だけの世界だから。

その時は一泊で、スノーシュートレッキングなどもしたので、今回は2泊して温泉も満喫しようと予約した。

トムラウシ温泉へのアクセス

新千歳空港からだとMAPでは、2時間46分(高速利用)。

トムラウシ温泉の最寄り駅は、JR石勝線・根室本線の新得駅。新得駅より北に約58kmの地点に位置し、新得駅よりの公共交通によるアクセス手段は、夏期に運行される拓殖バス以外はありません。
ご宿泊のお客さまの7割以上がマイカーやレンタカー、登山などのツアーバスを利用されています。

tomuraushionsen.com

私は日勝峠を見たかったから、途中下道を使いながら向かう。

同じ場所の今年2月と11月。
2月は看板の足が雪で埋まっている。
画面をスライドすると雪に埋まった看板が見られます。

ここから十勝平野が見渡せて、雄大な風景が広がって好きな場所。

高速で最短で行くもよし、のんびり道中の景色を見ながら行くもよし。

車がなくても諦めないで欲しい。
宿泊者対象に1日1便予約制で無料送迎してくれるとパンフレットに記載があった。

泉質

温泉の成分表は温泉の中にあり、写真を撮らなかった。

こちらに↑記載がある。

源泉温度は、98度。
PH8.0以上とあるが、温泉成分表だと7.4だか7.1だった気がする。

温泉は無色透明、無味、無臭。
確かに透明だが、温泉に着いた時に若干硫黄の匂いはする。

東大雪荘の左手


ちなみに今年の2月はこちら

適応症は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性婦人病、冷え性、痔疾、慢性消化器病、健康増進、疲労回復、病後回復期、運動麻痺、虚弱児童、慢性皮膚病、切り傷、火傷。

泉質については2018年の情報だが、こちらが詳しい。

「含硫黄ーナトリウムー塩化物ー炭酸水素塩温泉」ということで、硫黄泉と塩化物泉と炭酸水素塩泉の三つの泉質を持つ温泉。

ただPH値は違っていたからまた更新されたのかも。

夏は登山客の方が増えますが、10月以降は8割ぐらいが常連さんですね。道内の方もいらっしゃいますが、道外から足を運んでくださる方も多いです。割合は半々くらいでしょうか。

上記サイトより

つまり今月は常連さんが8割以上の月で私達は残りの2割。
でもここまで遠くなかったら常連になりたい。

とはいえはるばる1,300キロ以上離れたところから今年2回目の訪問。

お湯の温度がいい

熱過ぎると長湯できない。

前回ものんびりつかれたのは、湯温が程よいからだと思う。

内湯は2つあるが、ほとんど39度台。たまに片方が40度〜41度だった。

2日目の朝だけ片方が42度だったがこれだと熱くて私は無理。

片方が39.7度だったからそちらと外の露天風呂にずっといた。

日によるのかもしれないが、39度台はありがたい。

リラックス効果を求める半身浴は、ぬるめの38℃から40℃程度の温度が適温。
身体中の血が巡るのに20分はかかるからじっくりゆっくりつかりたいのでちょうどいい。

身体の声を聴きながら、つかる時間は調整しつつとにかくのんびりつかった。

お湯の深さがちょうどいい


155センチの私が底に座っても埋もれない。
ちょうど首までつかる高さなのがありがたい。

床に座るとお湯が顔まで来てしまいなかなか寛げないところが多い。

半身浴したり首まで温めたりとちょうどいい。

これも好きな理由。


温泉が清潔

山奥の秘湯と聞くと、訪れるのが不安かもしれないが、とても清潔。

私は神経質な所もあり、昔温泉が苦手だったのは温泉の脱衣所とか洗い場の床が嫌だったから。
今でも、??な時は爪先立ちで歩くが、ここは綺麗だと思う。

夜中は夜通し温泉に入れる。

朝の9時から午後1時は清掃タイムで、高圧洗浄機で毎日清掃しているらしい。

そのせいなのかとにかく清潔だと思う。

シーズンオフのせいか、今回もほとんど人に合わず、露天風呂も内湯も一人でのんびりできた。

天井も高いのと、内湯も広い。
露天風呂も2つに分かれているから、広々満喫できると思う。

場所は最初から男女分かれていて、入れ替えもない。
大きさもほぼ同じだし面している側も同じ。

川の方に面しており、露天風呂は結構川の流れる音が大きく聞こえる。

木々も多いから、空はその間から少し見えるが今回も綺麗な星がたくさん見えた。

施設の雰囲気


ロビー
椅子も少しある
右手にちょっとしたお土産物がある
縦長の和室
この手前に洗面とトイレ


反対側がトイレ
タオルと袋のみ
アメニティはない
ここから作務衣、浴衣、歯ブラシなどを
取る仕組み
エレベーターホール横
ここに使用済みのものを入れに行く
廊下も広くてよい
エレベーターホール左手側

温泉の施設はこちらをご参考に。

温泉の施設の写真は撮らなかった。
温泉に浸かりにいくのにスマホは持ち歩かなかったから。

温泉の前には、畳ラウンジもある。
読書(漫画もあった)などのんびりできる。

食事

結構お腹いっぱいになる。
味は、、、物により美味しくない(すみません)。
まずくて食べられない、ということはない。
(私はたまにあるので再びすみません。)

でも、山奥だし食事をいただけるだけありがたいと思う。

以下は夕食。
おそらく温かい鍋は必ず着くのかも。

前回は十勝牛のすき焼き。
今回1日目は鶏つみれ。
2日目は石狩鍋だった。

こんな感じ
映っていないが天ぷらとお蕎麦もある
お蕎麦は2日ともついていた
個人的には天かすはない方がいい
日本酒飲み比べセット
いくつかある
サッポロクラシック
瓶ビールがあるのはいいかも


2日目の石狩鍋
この鮭は食べきれなかった
(他でお腹いっぱい)




朝は自分で好きなものを取る仕組み。

これは1回目
2日目は煮物とかもとった
パン類もある

フルーツとヨーグルトもある。
飲み物もジュース、牛乳、コーヒー、お茶などなど。

写真は撮らなかったけれど一通りはあると思う。

温泉がメインなので、トムラウシ温泉にグルメを求めていない。

ロビーには200円で引き立てコーヒーを飲める機械があり、宿泊客は無料。
部屋にも持っていける。


また行きたい

今回は連泊したものの、2日目は街に降りたので次は本当に引きこもりで連泊したい。

この橋を見ると
トムラウシ温泉に来たなあと思う
夕方17時台でこの暗さ
この橋もトムラウシ温泉に行くのに通る


時期はやはり秋から冬がいいかなぁ。

3日目の朝
雪の積もったトムラウシ温泉
ふかふかの雪

夏は登山客も多そうなので、静かに
温泉を満喫するなら今時期から春までだと思う。

来年もまた行けるだろうか。

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