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マティス 自由なフォルム@国立新美術館、5月27日まで。

先日ずっと行きたかった『マティス 自由なフォルム』を見に、国立新美術館へ行ってきた。

「切り紙絵」、油彩画や彫刻など160点を超える作品が展示されている。

母のことでバタバタして、下書きのままになっていた。

久しぶりの国立新美術館。

地下鉄だと千代田線乃木坂駅が直結
ニースにあるマティス美術館が所蔵する切り紙絵の代表的作例
《ブルー・ヌードⅣ》
国立新美術館は建物もアート
ミュージアムショップ
先にこちらを記録していた


いろんな展覧会で、その中でマティスを見たことはあっても、マティスがメインというのは初めて。

撮った写真の一部を載せてみる。

花と果実
さすが色彩の魔術師
黄色とブルー、グリーンのバランスが
絶妙な気がする
ミツバチ
計算して配置しているのか
マティスに聞いてみたい
かずらのマケット
ヴァンスのロザリオ礼拝堂
再現モデル
時間の経過とともに
ステンドグラスの光が動いてゆく


60年以上にも及ぶマティスの画業のなかで、ハサミで色紙を切り抜いた「切り紙絵」が初めて登場するのは最晩年となる1942年頃からです。きっかけは、十二指腸がんを患ったことでした。マティスは2度の大手術の末に一命をとりとめますが、車椅子での生活を余儀なくされてしまいます。

 腹筋が弱り、従来のようにキャンバスに向きあって長時間同じ姿勢で描き続けることが難しくなったマティスは、不自由になった下半身を使わず、両手だけでできる芸術として「切り紙絵」を編み出しました。

https://bijutsutecho.com/magazine/insight/28474

マティスのイメージは、
フォービズム(野獣派)で、それがあまり好みではなかったのだが、この病気をきっかけに生み出された切り紙絵を見に行きたくて今回足を運んでみた。

色使いや形。
単純そうに見えて、いざ自分で生み出そうとすると難しいんだろうなと思う。


こういう単純なのは結構好き
タイトル失念

この日もいつもの如く疲れており、
真剣に見るとか理解するというより、感覚で受け止めるというか。
あまり考えずに、見て感じてきた展覧会だった。

今はそれでいいことにしている。


長いこと、好きな展覧会ばかり見てきて、その後工芸品や博物館にジャンルを広げ、最近ようやく近代アートまでやってきた感じ。

そんな訳で今日も現実逃避で、アーティゾン美術館に行ってきた。


今までならきっと見に行こうと思わなかったかもしれない展覧会。
またそれは別に記録したいと思う。

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