見立て〜あるものを活用すること
収納のためのモノは買わない
私は、わざわざ収納グッズを使うのが苦手というか好きではない。
初めてひとり暮らしをした時少し買ったのだがその時の経験による。
今でも捨てずに使っているが、
プラスティック製はやはり苦手。
あと住む場所が変わるとそぐわなくなることがある。
そんなこともあり、基本的に収納グッズは買わない暮らしをしている。
あるものを活用する
一番多いのは缶。
何でもかん(缶)でも残すわけではないが、見た目が少しオシャレだったり大事な人からもらった缶は捨てない。
この時はそんなに私にモノをくれるわけでもない母がクッキーをくれたのでその缶を活用した。
リハビリパンツ入れ
リハビリパンツや中のパットのビニール袋はかたい。
開けても取り出しにくいしそのまま置いておくのも見苦しい。
とはいえいちいち納戸から都度取り出すのは生活としては不便極まりない。
私としてはラタンなどの籠に入れたいところ。
母が籠好きなのかラタンの籠が結構あった。
それはすでに母の衣類入れや私が使わせてもらって余りがもうない。
かといって我が家のリビングにプラスティック製の箱は置きたくない。
そこで段ボールに目をつけた。
カルトナージュをしておしゃれに作ればいいがそんな暇も手間もかけたくない。
時は金なり(笑)。
急に思いついて、思い立ったが吉日性格の私は、母がデイサービスに行く直前に作業開始。
Google homeにタイマー10分セット!
材料と作業
◯段ボール2個
◯ウィリアムモリスのクラフトペーパー
◯のり
◯はさみ
以上。
モリスのクラフトペーパーは昨秋友達がくれたものだが何に使うか分からずそのままだった。
うちのリビングの家具は英国のものか英国調なので合うはず。
紙の柄はいくつかあったが、青系はストロベリーシーフ(モリスの中でも有名な、いちご泥棒)しかなかったから、それを使った。
適当にのりで貼る。
それだけ。
あまったところはハサミでカット。
10分かからなかった。
さらにいうと紙は少なかったから見えないところは貼っていない。
几帳面な方には許されないクオリティだと思うがいつかは捨てるものに時間をかけても意味はない。
ぱっと見、段ボール感がなければいいの。
この作業を見ていた母が、
『そういう仕事に就けば良かったのにね。』と一言。
確かにやっていて楽しい。
こんな些細なことでも考えて何かにするというクリエイティブな作業は好き。
言われたことをやるより、苦にならない。
大雑把な性格の大雑把な作業であった。
おまけ
紅茶の箱。
普段トワイニング、ルピシア、フォートナム&メイソンの紅茶を飲んでいる。
トワイニングの紅茶、このゴールデンアッサムの横向きの箱が使える。
中身は出して紅茶の缶に入れる。
この紙パックは捨てない。
冷蔵庫の中で使う。
小さいものの仕切りと、あとは扉のポケットに並べて置いて、マヨネーズとかソースとかをその中に置く。
新しい紅茶を買ったら、冷蔵庫を点検して汚れた箱を捨て交換する。
こないだは何かのソースがちょっと付いていて(怒)、でもこの箱のおかげでポケットは汚れなかった。
前はしょっちゅうポケットから中身を全出しして洗うのが面倒だったが、この箱のおかげでそもそも汚れないから洗う頻度も減った。
紙だからすぐに捨てられる。
缶とこの紅茶の箱は意外に使える。
そんな訳で私は収納のためのモノは買わないようにして、あるものを工夫して(見立てて)乗り切っている。
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