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Ciao.

初監督の映画作品のワールドプレミアをアメリカで終え、
その足でイタリアミラノに来てる映画監督の武内です。

と、言うと聞こえもよく、世界を股にかけるアーティストっぽいんですが、実際は、ニューアーク国際映画祭が終わって翌々日の飛行機で日本に帰るはずが.....帰国便を乗り過ごし、JFK空港で30時間のキャンプをした後、色々あってミラノに来ることになった無職の武内です。
※ナゼにミラノ?と思った方は映画本編をチェキラウ

さて、日本を離れ海外に来ると短い滞在期間でも色々と感じるものがあります。

特に

「他人に干渉しない」
「周りの目を気にしない」
「自分の意見をはっきりいう」
「相手の目を見て話す」
「レジ店員、配達員等にお礼言う」

などなど、東京に暮らしているとこれらのシンプルな事が僕はできなくなってしまうので、年1ペースで日本の外に出た方が良いなと思いました。 

ミラノでは、昨年の映画撮影時にお世話になった市内中心部のアフリカンレストラン二軒に改めてお礼を伝えに行きました。

Balafon

Balafonは夜営業のみだが雰囲気もメシもピカイチ
Balafonのオーナー息子Thoraさんは来日したこともあるみたい

Mama Africa

Mama Africaの雰囲気カジュアルで特筆すべきはそのボリューム
ご飯の量は正にアフリカン版のラーメン二郎!

二店ともにご飯が美味しいのは勿論ですが、レストランの従業員やお客さん達は、僕のような何処の馬の骨かも分からない奴に、

「実の親父を探しに日本から来たんだけど何か知ってる!?」

と、迫られようとも逃げることなく、とても献身的に捜索に協力してくれました。もしも同じ事が東京で自分の身に起きたとしたら、僕は彼らの様にその怪しい外国人を助けてあげられるのか、甚だ疑問です。
今思い出しても胸が熱くなる旅先での触れ合いでした。

1年前くらいから急に人生のタイムリミットを意識するようになりました。

明日自分の身に何が起こるかは誰も分からないので、毎日を一生懸命に生きたいと思っています。

他人の不倫ネタに集中力を削がれてる暇はありません。

1秒たりとも無駄にしたくはありません。

、、、ならば飛行機を行き帰りの便ともに乗り過ごすという奇行はマジであり得ないんですが、そこに関しては帰国後、ADHDの検査をしてくれるクリニックに行ってみようと思ってます。

というわけで今週日本に戻ります。

令和五年七月四日 武内剛



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