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自分にリミットをかけるな2 (毎日投稿11日目)

こんにちは。映画監督の武内剛です。
昨日のブログ⬇︎からの続きになります。

10年前のアタクシのように、なんの実績もなく、歌も大して上手くないヤツが「紅白に出る」なんて言ってるのを聞いたら一般的な感覚からしたら、

「いや無理でしょ」
「現実を見た方がいいよ」

と笑われることでしょう。

日本の場合、お国柄特に、"慎ましく、謙虚である"ことが望ましいとされてるので、表立って口にしたりせず、大志を内に秘めている人も多いと思います。

こーいう謙虚さや自分を誇示しない事とかは、日本人のとても美しい部分なのでアタクシは好きなのですが、その反面、「夢や目標を叶えたい時、捨てるべき日本的マインド」だとも思います。

周りの目を気にし過ぎて、萎縮したり、自分を過小評価してしまうリスクがある自虐マインドは捨てるべきだと思います。

日本社会で、日本人と日本語だけで生活していると、そういう自虐マインドが隙あらば脳内に侵入してくるのです。

例えば、日本人同士で日本語で会話する場合

A「相変わらず、カッコいいね!」

と言われたら、殆どの人は

B「いえいえ、そんな事ないっすよ」

と謙遜するのではないでしょうか?
むしろ、一回謙遜しないと、"調子ノってる奴"と思われてしまうかもしれません。

しかし、これが英語のコミュニケーションの場合、

A 「Wow! You look so nice. (かっこいいね)」

B 「Thanks! You, too! (ありがとう!君もね!)」

といった具合に褒められた方のBは決して否定せず、
例えそれがお世辞だったとしても、素直に「Thank you」と、受け入れるワケです。

もう一つ別の例は、日本人がプレゼントを渡すとき、

A 「すいません。これツマらない物なんで、気にいるかどうか分かりませんが…どうぞ」

B 「あ、ありがとうございます」

と、Aは、プレゼントを卑下して渡しますよね。
自分で選んだプレゼントなのに!

でもアメリカ人は、

A 「This is a wonderful gift for you! hope you like it. (素晴らしいプレゼントがあります。きっと気に入ると思いますよ!)」

B 「Oh. Thank you!」

と、Aは自信満々にドヤって渡します。

上記のは、あくまで一例で、日本語会話にはこのような自らを落として、相手を敬う表現が多々存在します。

日本で生きていく上で、こうした表現を全く使わないってのはホリエモンくらい神経が図太い天才じゃないと中々厳しいと思います。

でも、大きな夢や目標を達成すべく進んでいる時、この自虐的考え方は絶対よくないと思うんです。

ブログタイトルの、"リミットをかけるな"に繋がってくるんですが、
自分で自分の事を信じなければ、誰も信じてくれないし、
自信という炎を燃え上がらせていなければ、誰の心をも動かす事なんかできません。

アタクシは元来、自虐っぽい言い回しが好きなので、ブログを通して全体的にそういう部分が散見されるかもしれませんが、自虐スタンスに己のマインドまで侵略されない様に気をつけねば!と、昨日の投稿で紹介した堀江監督からのメッセージを読んで思いました。(堀江監督の「最後の乗客」は来週2月18日にNYミッドタウンにて完成記念イベントを行うようです⬇︎)

あくまで口先だけの表現として、上辺だけで、謙遜したり卑下したりするなら良いのですが、心の奥底では「何クソ!俺こそがNo.1じゃボケ!」と思っていなければ、絶対に夢をつかむことはできません。

一応この毎日投稿を始めた趣旨が、

大手事務所や映画業界のコネなしの低予算インディーズ映画が出世街道を爆進する道程を公開することで、才能はあるけどくすぶっているヤングマン達へ何かしらのヒントになれば…と思い毎日更新始めます!

令和5年1月27日

という事で、この投稿を若い方も読んでいるかもなので少しマジメに書きました。

日本で生きていると、知らず知らずのうちに自らにリミットをかけてしまうこともあると思います。
「出る杭は打たれる」っていう言葉通り、そうしないと潰されてしまうので…。

でも本当に叶えたい何かがあるなら、潰されて上等!
赤の他人に笑われたってカンケーない!
前だけ向いてガンガン走っていきましょー!!

着地点が見えなくなってきたので、今日はこの辺で。

令和五年二月七日 武内 剛

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