オランダで英語ができず罵倒され続けた俺がTOEIC760点を無対策で取得した勉強法

---「英語できますか?」---

残念だが、オランダでは英語が話せないと
「あぁ、この人はちゃんとした教育を受けたことが無い人なんだなぁ…」
って目で見られる。

そう、これは2年前の俺であり、
今のあなたかもしれない。

TOEIC150点(感覚値)の俺のオランダ旅行

32歳の秋、思い立ってオランダ旅行をエクスペディアで予約した。
約17万円。アムステルダムで6泊。男一人旅だ。

当時、英語力はおそらくTOEIC150点以下くらいだろうか。

入国審査で職員にパスポートをぶん投げられたのが旅の始まりだ。
(何を聞かれているのか全く分からなかった)

その後もハンバーガー屋で黒人店員の「マヨネーズ」mayonnaise /meɪəneɪz/ が聞き取れずにに罵倒され店内全員の視線がこちらに集中した。
ホテルチェックインで受付の可愛いお姉さんとの意思疎通がほぼできず、「やべぇ客来た。」って感じで露骨に表情を険しくされた。俺は落胆した。
バーでジントニックを頼んだはずなのに何故かビールが出てきた。指摘する英語力が無い事実と絶望感をつまみに、ただただビールを飲んだ。
などなど。

まぁ、人間とのコミュニケーションが壊滅状態の1週間だったんだ。

幼稚園児に戻ったかのような感覚だ…
こんなの、円滑な意思疎通が前提の日本で想像できるか…?

「英語できたらカッコいいけど、忙しいしなぁ…」など言い訳たれてる暇があるのなら、ぜひオランダに一人で行って頂きたい。
あなたは生まれて初めて「英語ができないことによる死と絶望の予感」を味わうことになり、超強力なモチベーションを手に入れることができる。

---そんな訳で、英語を勉強することにした。---

1年半、1241時間、英語を勉強した結果、
TOEIC760点を無対策で取得。日本人英語学習者の上位15%程度のレベルだ。
海外旅行でトラブル対応を含め対処可能なところだろうか。

具体的なステップを記載していく。

1.以下の教材を買って、並行して勉強してくれ

  ・DUO3.0 (560文を暗記してくれ。もう一度言う、暗記してくれ。
  ・入試頻出 英語標準問題1100 (全問題を5回ずつ解いてくれ。)
  ・みるみる音読パッケージ (全セクションを100回音読してくれ。)
  ・どんどん話すための瞬間英作文 (全文を30回実施するんだ。)

最初の半年では毎日2時間は勉強してくれ。脳裏に焼き付く。
各教材の細かいポイントは別記事にしようと思うが、エクセルを使って毎日何の教材を開いてどのパートを勉強するか一覧にしてくれ。意思決定時間の節約になる。

暗記と音読を強く勧める。初期の頃は特に、絶大な効果をもたらす。
英語はスポーツだ。暗記から逃げないでくれ。まずは型を身につけるんだ。
その点でDUOの暗記は最優先に取り組むべきタスクだろう。

俺はこの時点でTOEIC無対策で580点だった。

2.発音の勉強をしてくれ。

 ・MASTERING the American ACCENT (3ヶ月集中してやってくれ)

英文で書かれているが、さほど難しくない。安心してくれ。
アメリカ式発音は日本の標準語の位置付けだ。ある程度身につけると
「俺の発音を理解できない?それはアンタが悪いだろ」って感じで
欧州圏、東南アジア圏で自信を持ってマウンティングが取れる。
(例えば、鹿児島弁の人と標準語の人で意思疎通がとれない場面を考えてみてほしい。乱暴に言えば、標準語は知っていて当たり前なのである)

3.ネイティブキャンプで「話す量」
 kindleで「読む量」 を稼いでくれ

・オンライン英会話のネイティブキャンプで1日2回レッスンを3ヶ月受けてくれ。予習・復習方法は2週間続けてたら自然と浮かび上がるはずだ。

・kindle white paperを買ってくれ。

自分のTOEICリーディングストアかLexile指数で合ったレベルの洋書を
毎日1時間、3ヶ月読んでくれ。kindleを買う理由は無料の洋書があるのと、持ち運びに便利だからだ。

さて、いかがだっただろうか?

簡単に説明をしたが、これでも1年半くらいかかる方法だろうか。

「いや、俺忙しいし、1年半も続けてられないんだけど?」
⇛オランダに1週間一人でいくべし。英語の価値の判断感覚が変わるだろう。

「暗記や音読や文法なんて正直面倒だし、もっと効率的な方法無いの?」
⇛無い。良ければ他の方法を試して時間を無駄にするがいい。

半年以内にTOEIC800点を達成したい人向けの方法、なんてのもあるが、
俺は手抜き工事のようなものだと思う。

履歴書の見栄えを優先したい人とかならオススメだ。
しかし、基礎工事のやり直しは避けられないだろう。

今回は俺が実践した概要を紹介した。
非ネイティブ同士の会話なら十分に、堂々としたものになるだろう。

今この瞬間から、英語と向き合うことから逃げないでほしい。

最後まで読んでくれてありがとう。
今後のより良い記事投稿のモチベーションになるので、
是非ともサポートをして頂ければ幸いだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?