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「岸辺露伴ルーヴルへ行く VISUAL BOOK」 感想 ルーヴルの金、日本の緑、つなぐ黒 ー岸辺露伴祭り第6弾ー


★★★★★
Amazonでレビューしました。
が、まだ掲載されないーーーなぜだー〜ー
→6/9掲載されました!!

著者:鈴木さゆり、「岸辺露伴 ルーブルへ行く」製作委員会
出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2023/5/26)
発売日 ‏ : ‎ 2023/5/26
単行本 ‏ : ‎ 160ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 408790119X
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087901191

映画「岸辺露伴ルーヴルへ行く」


関連書籍第2弾は、
VISUALBOOK です。
まだまだ続く露伴先生祭り!

ちなみに、前回はノベライズでした。


内容は、
撮影場所とオフショットの写真がたくさん。
それから、
出演者やスタッフの方のインタビュー。

感想は、、

綺麗だなあ。


さすが天下のルーヴル。”黄金”に輝いておりました。建物そのものが。

いいなあ。
綺麗だなあ。
いってみたいなあ。

ただ、残念なことに、ルーヴルやパリの写真は、撮影で使われた場所場面、使われた作品のみでした。そういう契約になっているんでしょうね。


一方日本のシーンの撮影は、神奈川と福島、栃木で行われたんだそうです。

テレビシリーズから露伴先生のお家は、本当に本当に本っっっっっとうに綺麗で、こんな家に住んでみたい〜と羨ましく思っておりました。

登録有形文化財 葉山加地邸!

いってみたいなあ、、、
フランク・ロイド、、、、の弟子。
いいなあ、、、(2回目)

映画を見ていたときから、日本のシーンは、自然豊かで"緑"が美しい印象を受けていました。
物静かで落ち着いているけど、明るく爽やかな日本の美、原風景。

温泉宿の建物も落ち着いた昔ながらの日本家屋で、奈々瀬さんがでてきてもおかしくなさそう、、、というと語弊がありますが。
こういう建物残して欲しいと思います。
でも、昔の建物の維持は大変ですよね。
日本は地震もありますし。

と思ったら、こちらも国の登録有形文化財でした。

会津東山温泉 向瀧

行ってみたいなあ、、、(3回目)


この映画では、ルーヴルという宮殿かつ世界の宝を扱うので、日本でのロケもルーヴルと張り合える風景の撮影場所でないといけないですよね。
きっと場所選びも大変だったでしょうね。
でもそのかいあってか、素敵な場所でした。


そして、
上の2つの明るさと対比する、
"黒"

Z-13の地下のシーンに。
徐々に黒く染まっていく夫婦のシーン。
そこに絡みつく蜘蛛の糸。

蜘蛛のリテイクって面白いですなあ。
蜘蛛待ちとかあったんでしょうか。
演技指導とか?
「もっとゆっくり動く!そっちじゃない!!」
って監督に怒られたり。
蜘蛛さんも大変ですね、、、
インタビューできたら、きっと「初めての演技疲れましたよ」とか答えてくれるでしょう。
映画出演、お疲れ様です。
出演料もらえるといいですね。


インタビューで面白かったのは、
音楽・菊地成孔氏の内容でした。(ビジュアルブックですが)

長唄はわかったんですが、それにインドネシアの楽器のアンサンブルとは!
ジョジョの奇妙さを醸し出す音楽は、想像を超えてきますね。

いつものEDの歌もボーカロイドというのは、時代を感じました。
わからなかったー

私は耳が良くないし、楽器も詳しくないので、あまり違いが聞き分けられず残念ですが、色々な実験的な音楽を取り入れて、岸辺露伴の世界を発展させていってくれているのだなあ、と興味深く読ませていただきました。

本当に多くの人々がかかわってできているんですね、映画って。
とくに今回は国を越えてますしね。
お疲れ様でした。

ルーヴルや旅館といった建物たちや、蜘蛛さんたちも、出演ありがとう。
おかげでいい映画になりましたね。
お疲れ様でございました。



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