革でカゴを作る
こんにちは。吉靴房新人の永澤です。
野菜や卵を置くカゴが欲しいなぁとずっと
思っていたのですが、なかなか気に入ったものが見つからず、作っちゃおう!と思い立ちました。
家にこんなヌメの革があります。
ヒールを金属の型で抜いた後に残った部分です。
いつもは端材として工房に残してあるのですが、
一度貰ったことがあってうちの家にあります。
無駄のない様に抜かれた後。
なんだかかっこいいなと思っています。
なので、
この形と革の持つ可塑性という特性を活かして
カゴを作る事にしました。
可塑性とは、
革に水分や熱を与えて形を変形させると
水分や熱がなくなった後も形が元に戻らない
その形をキープすることを言います。
まず、水で皮を濡らして、
ボールに沿わせる。
一枚だと穴が大きいので2枚重ねて編み込み、
固定しました。
輪ゴムの跡がつくだろうけど、
今回はこれでいきます。
そして乾燥!
完成!
丁度、こんな形のカゴが欲しかった!
革って便利ですね!
また色々作りたいと思います。
ではまた。
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