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地獄の門をのぞいてきた②到着から

ときどきGoogle Mapを確認しながら悪路を乗り越えようやくダルヴァザへ。
ここからは本当に砂漠の中を駆け抜けて、ようやく目の前に現れました地獄の門。

あれ?こんな小さいんだっけ?というのがはじめの感想。え?これ??って言い合ったほど、車が停まった時にはちょっと拍子抜けした感じでした。

火が一面にあるわけではなく
底の方はよく燃えている場所も
少し遠目見るとこんな感じ

軽く一周できてしまうほどの大きさ。風下はガス臭く、ときどき熱風がくる。柵はあるのだけど、みんな超えるので気をつけないと落ちる、間違いなく。  

日が沈む前の地獄の門を、こんなものかぁと堪能したあとは、キャンプサイトへ。
地獄の門からキレイに整備された方ではなく、少し丘を登ったあたりにありました。

テントに寝る覚悟をしていたのですが、ゲルの中にテントを立てるかもと聞き、最終的にはゲルの中のベッドで寝ることができました。いや、快適!
ベッドの上に寝袋があったので、私はそこに持参したインナーシュラフを入れてその中に入って寝る感じ。それでも砂っぽいし、もちろんお風呂はないし。でも一応入ろうと思えるトイレがあり、お水も出る環境でした。

ゲルが数個並ぶ本日のお宿
ひと組ひとつ
中にはベッド
照明もあるし暖房もある
トイレ
ジャボジャボ使えるわけじゃないけれど洗面台
ペットラクダ。朝は乳を絞る
ここでお湯を沸かしたり調理したり

おばあさんが作ってくれた夕食を地元のビールとともに楽しんだ後は、懐中電灯を持っていよいよ夜の地獄の門へ。

きゅうりとグリル野菜とお肉。ハーブを多用するというかそのままサラダに載っているので一緒に食べる国。塩コショウは自分で。
昼間とは違う雰囲気
燃えているところが増えたように感じるくらい
気を抜くと簡単に落ちます
少し引きで

砂漠の真ん中なので、夜は余計に光が目立ちなんとも不思議な光景でした。

砂漠の日の出を見たいなぁと早起きしてよりよく見えるところを探してたら、地獄の門が見えました

熱気も伝わる
朝焼けと地獄の門
黒い列は野らくだ
遊牧民になった気分

フンコロガシはけっこういたのと、小動物の足跡があったので何が考えられるか聞いたところハリネズミとのこと。見たかったなぁ。

朝ごはんを食べて荷物を整理して、地獄の門を見納めして首都アシガバートに向けて出発。

朝ごはんもしっかり
フンコロガシ
見納め

地獄の門は2023年で見られらなくなるという噂があったとか。大統領のつるの一声で観光終了とか、火消しにかかる可能性などあり得るので、気になる方はお早めに!

ちなみに、よくみるとロープのようなものが落ちていますが、調査のためにここを渡って下の土を取った人がいるとか、落ちた人もいるとか??

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