検索エンジンの真実の歴史 - 6826文字
プログラミングの歴史
初期の発展
定義: コンピュータ・プログラムはコンピュータとともに生まれ育ち、プログラミング言語がその記法として存在。
19世紀: チャールズ・バベッジの解析機関はパンチカードの先祖を使用。
20世紀初頭: タビュレーティングマシンによるパンチカードを使ったデータの機械処理。
1930-1940年代: アロンゾ・チャーチのラムダ計算とアラン・チューリングのチューリングマシンが考案され、計算理論に貢献。
1940年代: 世界初の電子式デジタルコンピュータ群が製作。
1950年代: UNIVAC IやIBM 701で機械語が使用され、その後アセンブリ言語へ移行。
1950年代後半: マクロ命令がアセンブリ言語で使用され、FORTRAN、LISP、COBOLなどの高水準言語が開発。
1950年代末: ALGOLが登場し、後の言語に影響を与える。
改良
1960-1970年代: 主な言語パラダイムが開発。
APL: 配列プログラミングを導入し、関数型プログラミングにも影響。
PL/I: FORTRANとCOBOLの長所を取り入れた。
Simula: 世界初のオブジェクト指向プログラミングを採用。
Smalltalk: 純粋なオブジェクト指向言語として登場。
C言語: システムプログラミング言語として開発され、現在も使用。
Prolog: 論理プログラミング言語。
ML: 静的型付け関数型言語の先駆け。
1960-1970年代: 構造化プログラミングに関する論争が盛んに。
エドガー・ダイクストラ: "Go To Statement Considered Harmful"。
クヌース: "Structured Programming with go to Statements"。
1960-1970年代: プログラムのメモリ使用量を削減し、プログラマやユーザーの生産性を向上させる技法が進展。
第四世代言語 (4GL): ソースコード量を劇的に削減。
統合と成長
1980年代: 相対的な統合の時代。
C++: オブジェクト指向とシステムプログラミングの統合。
Ada: アメリカで標準化されたシステムプログラミング言語。
第五世代言語: 日本などで研究。
MLとLISP: 関数型言語コミュニティで標準化の動き。
1980年代: 大規模システムのためのモジュールの概念を採用。
Modula-2、Ada、ML: モジュールシステムを採用。
1990年代中頃: インターネットの急成長によって新たな言語が生まれる。
Perl: ウェブサイトの動的コンテンツ作成に使用。
Java: サーバ側のプログラミングに使用。
WWWの歴史
World Wide Webの起源と発明
起源は1950年前後にさかのぼる。
1989年にティム・バーナーズ=リーが欧州原子核研究機構 (CERN) で発明。
前史
ハイパーテキストの思想:
1945年: Memex
1959年: oN Line System
1960年: ザナドゥ計画
1980年: ティム・バーナーズ=リーとロバート・カイリューがENQUIRE(エンクワイア)を構築。
CERNでの発明・開発と公開
1989年: WWWシステムの発明
1989年3月12日: 「Information Management: A Proposal」を執筆。
1990年: WWWの実装と公開
1990年11月12日: 「WorldWideWeb: Proposal for a HyperText Project」を発表。
1990年11月13日: 実装開始。
1990年12月20日: 世界初のウェブページが公開。
1991年以降
1991年8月6日: alt.hypertextニュースグループにWWWプロジェクトの要約を投稿。
1992年9月30日: 日本最初のホームページが高エネルギー加速器研究機構の森田洋平によって開設。
1993年4月30日: CERNがWWWを無料で誰にでも開放することを発表。
技術的ブレイクスルーと進化
ハイパーテキストとインターネットの結合
ティム・バーナーズ=リーがURI(グローバルな資源識別子)を開発。
WWWの特異点
双方向ではなく単方向のリンクを使用。
独占されず、自由に開発・拡張が可能。
初期の開発
当初は文字情報のみを扱う単純なシステム。
1992年: NCSAによって画像も扱えるように進化。
マーク・アンドリーセンらが開発したブラウザMosaicの普及。
動的コンテンツの登場
Java技術によりアプレットが登場。
マクロメディアのFlashが普及、後にHTML5やJavaScriptに取って代わられる。
標準化と普及
IETFのRFCによる標準化。
World Wide Web Consortium (W3C)の設立と標準化の推進。
現在、バーナーズ=リーがW3Cを指導。
GOOGLE
1990年代
1996年1月: スタンフォード大学でラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが検索エンジン"BackRub"を開発。
1998年9月4日: アンディ・ベクトルシャイムからの10万ドルの資金援助を受け、カリフォルニア州メンローパークでGoogleを創業。
1999年3月: パロアルトに移転。
1999年6月7日: KPCBとセコイア・キャピタルから2,500万ドルの資金調達。
1999年6月: マウンテンビューに移転。
2000年代
2000年6月26日: Yahoo!のサーチエンジンに採用。
2000年10月: アドワーズを開始。
2001年2月: Usenetのdejaを買収し、Googleグループに統合。
2001年8月: 日本法人のグーグル株式会社を設立。
2003年1月8日: Appleと提携し、Safariに検索ツールバーを設ける。
2003年2月: Pyro Networksを買収し、Bloggerを獲得。
2003年10月: gooと検索エンジンについて提携。
2004年2月18日: Yahoo!のサーチエンジン契約が終了。
2004年4月1日: Gmailのサービスを開始。
2004年7月: Picasaを買収。
2004年8月19日: NASDAQで株式公開、ティッカーシンボルは"GOOG"。
2004年10月27日: Keyhole社を買収し、Googleマップ、Google Earthを公開。
2005年3月: Urchinを買収し、Google Analyticsを開始。
2005年5月11日: SNSのdodgeball.comを買収。
2006年3月6日: Upstartle社のWritely開発チームを買収。
2006年5月: KDDI社と提携。
2006年10月9日: YouTube社を16億5,000万ドルで買収。
2006年11月1日: JotSpotを買収。
2007年4月13日: ダブルクリック社を31億ドルで買収。
2007年5月: Panoramioを買収。
2007年6月1日: FeedBurner社を買収。
2007年10月9日: Jaikuを買収。
2008年1月24日: NTTドコモと提携。
2008年9月23日: Android 1.0をリリース。
2008年10月22日: 初のAndroid搭載スマートフォン「T-Mobile G1」を発売。
2009年1月14日: Googleビデオ、Google Notebook、Google Catalog Search、Jaiku、Dodgeball、Mashup Editorのサービス終了を発表。
2009年8月5日: On2 Technologiesを約1億650万ドルで買収。
2009年9月16日: reCAPTCHA社を買収。
2009年11月9日: AdMobを7億5,000万ドルで買収。
2009年11月12日: Gizmo5社を買収。
2009年11月23日: Teracentを買収。
2009年12月4日: AppJet社を買収。
2010年代
2010年1月5日: Nexus Oneを発表。
2010年1月25日: ダブルクリック株式会社がDART事業を譲渡。
2010年2月9日: Google Buzzを発表。
2010年2月10日: Google Fiberを発表。
2010年2月12日: Aardvarkを5,000万ドルで買収。
2010年2月17日: reMailを買収。
2010年3月1日: Picnikを買収。
2010年3月5日: DocVerse社を買収。
2010年4月2日: Episodicを買収。
2010年4月12日: Plinkを買収。
2010年4月26日: Labpixiesを買収。
2010年4月30日: BumpTopを買収。
2010年5月: Global IP Solutionsを6,820万ドルで買収。
2010年5月20日: Simplify Media社を買収し、Google TVを発表。
2010年5月21日: AdMobの買収が完了。
2010年6月3日: Invite Mediaを買収。
2010年7月16日: Metaweb Technologiesを買収。
2010年8月4日: instantiationsを買収し、Google Web Toolkitへ統合。
2010年8月5日: Slide.comを1億8,200万ドルで買収。
2010年8月30日: Angstro社を買収。
2010年10月9日: 自動運転カープロジェクト「Google ドライバーレスカー」を発表。
2010年10月9日: Zetawire社を買収し、Androidへ統合。
2011年1月25日: SayNow社を買収し、Googleボイスへ統合。
2011年1月26日: fflick社を1,000万ドルで買収し、YouTubeへ統合。
2011年4月8日: PushLife社を2,500万ドルで買収し、YouTube Liveを発表。
2011年5月10日: Google Musicを発表。
2011年6月28日: Google+を発表。
2011年8月15日: モトローラ・モビリティを125億ドルで買収。
2012年3月6日: Google Playを発表。
2012年4月4日: Project Glassを発表。
2013年6月14日: Project Loonを発表。
2013年9月10日: edXと提携し、オンライン講義を発表。
2013年9月18日: Calicoの設立を発表。
2014年: 量子コンピュータの開発を発表し、DeepMind Technologiesなどの企業を買収。
2015年8月10日: Alphabet Inc.を設立し、組織を再編成。
2015年9月1日: コーポレイトロゴを刷新。
2015年10月2日: 新体制がスタート。
2016年10月4日: 初代 Google Pixel を発表。
2016年11月14日: 人工知能開発にAMD製のGPUを採用。
2017年12月13日: 中国の北京に人工知能の研究所を開設。
2018年11月1日: Google Pixel を日本でも発売。
2019年2月1日: 日本のGoogleマップの大部分を自社データに切り替え。
2019年5月7日: Google Pixel初の廉価版「Pixel 3a」を発表。
2019年6月6日: データ分析会社lookerを26億ドルで買収。
2020年代
2020年9月30日: 初の5G対応Google Pixelを発表。
2020年12月15日: CloudReadyを開発するNeverwareを買収。
2021年1月14日: Fitbitの買収を完了。
2021年6月17日: チェルシーに常設店舗Google Storeをオープン。
2021年8月2日: Google Tensorを発表。
2021年10月19日: Google Tensorを搭載したPixel 6を発表。
2022年10月6日: Google Pixel Watchを発表。
2022年10月28日: Alterを買収。
2022年11月8日: ルノーと自動車用ソフトウェア開発で提携。
2023年4月13日: 日本初のデータセンターを千葉県印西市に開設。
2023年5月11日: Google初の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」を発表。
2023年9月27日: Google、25周年。
2024年2月: キャッシュ機能の提供を終了。
BING(旧 - Edge・IE)
1972–1985: 創業
1972年: ビル・ゲイツとポール・アレンがTraf-O-Dataを設立。
1975年: Altair 8800用のBASICインタープリタを開発し、4月4日にマイクロソフトを設立。
1977年: 日本に最初の国際オフィスASCII Microsoftを設立。
1979年: 本社をワシントン州ベルビューに移転。
1980年: XenixでOS事業に参入し、その後MS-DOSを開発。
1981年: IBM PCにMS-DOSを提供。
1983年: Microsoft Mouseを発売し、Microsoft Pressを設立。
1983年: ポール・アレンがホジキンリンパ腫のため退職。
1985–1994: WindowsとOffice
1985年: 11月20日にWindows 1.0をリリース。
1986年: 本社をワシントン州レドモンドに移転し、上場。
1990年: Microsoft Officeを発表し、Windows 3.0をリリース。
1993年: 7月21日にWindows NTをリリース。
1994年: 米司法省が独占禁止法違反の影響声明を提出。
1995–2007: Webへの進出、Windows 95、Windows XP、Xbox
1995年: 8月24日にWindows 95をリリース。
1996年: NBCと共同でMSNBCを設立。
2000年: ビル・ゲイツがCEO職をスティーブ・バルマーに引き継ぐ。
2001年: Windows XPとXboxをリリース。
2005年: Xbox 360をリリース。
2007年: Windows VistaとOffice 2007をリリース。
2007–2011: Microsoft Azure、Windows Vista、Windows 7、Microsoft Stores
2008年: ゲイツがチーフソフトウェアアーキテクトを退任し、Azure Services Platformを立ち上げ。
2009年: 最初のMicrosoft Storeを開店し、Windows 7をリリース。
2010年: Windows Phone OSをリリース。
2011年: Open Networking Foundationを設立。
2011–2014: Windows 8/8.1、Xbox One、Outlook.com、Surfaceデバイス
2012年: Windows 8、Surface、Windows Phone 8をリリース。
2013年: Xbox Oneをリリース。
2014年: Nokia Devices and Servicesを買収し、Windows 8.1をリリース。
2014–2020: Windows 10、Microsoft Edge、HoloLens
2014年: サティア・ナデラがCEOに就任。
2015年: Windows 10をリリース。
2017年: LinkedInを買収。
2018年: GitHubを買収。
2020年: ZeniMax Mediaの買収を発表。
2020年以降: 買収、Xbox Series X/S、Windows 11
2020年: Xbox Series XおよびXbox Series Sをリリース。
2021年: Nuance Communicationsの買収を発表し、Windows 11をリリース。
2022年: Activision Blizzardを買収。
2023年: Microsoft Teamsにエンドツーエンド暗号化を導入。
2024年: G42とインドネシアへのAI投資、ウィスコンシン州にAIハブを発表。
最新情報
OpenAI・Alphabet等の最新AI検索サイト
OpenAI検索サイト(2024/05/11ニュース情報)
Alphabet検索サイト
Ask検索サイト
Ask検索サイトについては、知らなかったので、後日調査して、検索比較記事を書くことにする。
このようにして、競争して、いずれかは、
個々人が、経営するような透明性のある
本当の情報社会に
なってほしいと
心から期待している!!
以上