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可愛獣マオモの波瀾万丈のエピソード集【エピソード5~君は自転車に似てる?!~】

少し重いエピソードが続いたので今回は
軽いエピソードをお伝えしたいと思います。


『誰だれに似てる~』

って言われる事って一般的に
よくある話だと思います。


実は私…

『自転車に似てる』

と言われた事があります。

有名人や動物などの生き物に
『○○に似てる』はあっても
生きていない物質に…

しかも…自転車!?

若い頃のスナック経営時代の
お客様を笑わせる『ネタ』に
なっていた事を思い出します。

当時のお客様の全員が
『意味がわから~ん!』と大爆笑でした。

それを言ったのは高校1年生の
当時付き合っていた同じクラスのSくん。

そう言われた瞬間…
意味が分からずに
どう返していいのか分からずに
ただ微笑むことしかできませんでした。


そのSくんとは…
1、2ヶ月間の短いお付き合いでした。

手を繋いで一緒に下校したり
お互いの実家に遊びに行ったりと…
キスもハグもした事のない
可愛らしい高校生カップルでした。

私も当時から可愛くて人気者でしたが
彼もハンサムでよくモテていました。


ある日の教室での事…

ふと彼の方を見てみると
クラスメイトの他の女子と仲良く
それはそれは楽しげに話している
ではありませんか!

ヤキモチを焼いた若かった私は
その日の下校時に言いました。

「Sくんとはもう一緒に帰らない!」

私の予想では彼は…

『え、何で?そんな急にどうしたん?』

と返してきて…
そして私がこう言って…

などといろいろ妄想を膨らましていましたが
実際に彼はどう返してきたかと言うと…

ニッコリと笑って

『うん、わかったよ』

‼️・・・

私は全くの予想外の展開に
完全に固まってしまいました。

そしてそのまま何も言えずに
無言のまま一人で歩き出してしまい
振り返ることもできませんでした…

いつの間にか流れていた涙を拭いながら
ただ黙々と歩き続けていました。

彼とはそれっきりで
自然消滅的な別れ方になってしまいました。


しかし彼は…
その後も私の人生にココという時に登場し
その度に大きな影響を与える存在になります。

次回はそのうちの一つであります
私が高校卒業後に渡米することになった時の
彼とのエピソードをお伝えしたいと思います。

手紙(ラブレター!?)を彼に手渡さずに
靴箱に入れた事がキッカケになって
また一つのドラマが展開していくことに…

どうぞお楽しみに😊

P.S.…
『自転車に似ている』
の意味をのちに本人に聞いたところ…

徒歩では行くことが出来ない
と思うような場所でも
『自転車』であれば行くことができる。

つまり…私と一緒なら

『遠くへどこまでも行けそうだ』

と、そういう意味だったそうです😅


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