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お酒に飲まれる人

みなさま、おはようございます。
朝からお酒お話で恐縮です、昨日の夜にアップするつもりだったのですが、遅くなって今頃書いています。

皆さんの中には、「お酒が好き」という人もいれば、私のようにお酒はほとんど飲まない人もいます。
どうも私は、酒をかなり飲める人だと思われているようで、ほとんど酒を飲まないと、逆に意外な顔をされました。(^^♪

と言いつつも、若いころは結構酒による武勇伝はありました。

郵政局に転用して直ぐの頃、仕事帰りに飲む機会が多く、いつも酔っぱらって電信柱に挨拶したり。ドッペルゲンガー君が現れたり・・・。
結構散々でした。苦笑

それでも、酒に飲まれなくなったのは32歳位になってからかなぁ、郵政局での仕事も板についてきて面白くなってきたころ、特定郵便局長の総会が地域単位で行われておりそこでのスタッフとして応援に行った時でした。
スタッフと言ってもいわば酒注ぎ要員です。

特定局長にお酒を勧めながら愚痴も聞くと言った役回りですから、当然返杯もあるんですね。
「私は酒飲まないのでと言える」雰囲気はなく、杯を返されたら飲み干すしかない・・・そんな時代でした。
おちょこで一杯なら可愛いほうで、時には三杯返しでこられたり、コップで日本酒とか・・・。

でも、そんな状態でも断れないんですよね。
さすがに、コップ酒で一気は無かったですが、杯の三杯返しは普通でしたので、自ずと酒に強くならざるを得ないんですね。
その反面、常に別の頭でどこに注いだとか、ビールが足りないところはないかとか気を回さなくてはいけないんです。
だから、それこそ右脳と左脳がフル回転状態なんです。

ですから、意外と酒量は上がっているはずなんですけど、酔わないんです。
すごく冷静にものを見ている自分と、言葉を選んで局長と話している自分がいる。
20年以上経た今でもその時の光景が目に浮かぶんですね。

その頃からかな、酒を飲む量というかコントロールすることが出来るようになったのは。
ですから、今でも重要な席では意識を保ちながら飲むことや冷静に周囲を見渡してからということが出来るようになったんですね。

そうした時は酒の席であっても、仕事モードで臨んでいるので本当に冷静になっている。
その反面気の置けない仲間と飲むときは少量のアルコールでも顔が真っ赤になって酔っちゃった状態になるんです。

結局、仕事じゃないということで緊張のロックが外れているんでしょうね。
私も訓練のおかげで、こうした、酒を飲む上でのオン・オフが使えるようになりましたが、残念ながらそれができない人も時々いますよね。

酒が入ると周りが見えなくなる人。いわゆる、「お酒に飲まれる人」。

お酒に人生を振り回されてしまうのって勿体無くないですか?

酒に酔って楽しい夢を見るのも悪くないですが、本当にお酒が好きならば、お酒に飲まれることなく上手なお酒を飲んでほしいなぁと思う今日この頃です。

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