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最近思うこと、思想について思うこと

この記事は、元々7月に書いたものです。
菅政権が、そのまま継続するのかもしれないとして、以下のような記事をかいたので、現在とは多少整合性がとれない部分もありますが、その辺は割り引いて考えていただくとともに、船出した岸田政権が本当に中間層の所得を増やす方策を、ばらまきではなく、恒常的なシステムとして導入していただけるのか。その辺は注目したいと思います。

保守とか革新という言い方がなされたり、最近ではブサヨとか、ネトウヨなんていう言い方をしたりして、互いに対立し合っていますが、そんな風に互いに分断させてきたことで、実は上下の分離がなされていることに気付いていない人が多いように思います。

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これは、左翼だとか右翼だという以前の話です。

富の偏在化が進んでいることを誰も咎めはしないことに危険性が潜んでいると言うことです。

言い方は悪いですが為政者にしてみれば、一般の民は何も知らない、もしくは無関心である方が治めやすいわけです。

多少の餌をばらまいておけば文句も言わない・・・。

昔問題になりましたね、催眠療法・・・。

安い、商品を最初にばらまいて、そのうち高額な商品を購入させる。

最近は流石にそうした商法も下火になってきたのかもしれませんが、似たような商売を考える人は次から次へとそうした商法を考えたりするものです。

でも、これはそうしたことが政治でも行われていたらどうでしょうか。

公務員は遊んでばかりいる・・・そんな風にして、公務員のうち窓口業務などを派遣職員で置き換えてしまっている。

たしかに、見かけの公務員の数は減ったと喜ぶ人も居るかもしれないけれど、少なくとも安定して消費活動してくれる人を減らして行けば、商売人が先細りになるのわけです。

現在の、1980年代から始まった新自由主義、日本でも中曽根政権の頃から導入されてきた新自由主義的考え方では、より富めるものは富という冷酷な事実が起こってきました。

現在などまさにそうでしょう、全体を底上げするのではなく、低賃金と、低物価を良しとして、そのくせ赤字国債の額を増やしているにもかかわらず、財政危機だと煽るこの矛盾はどこから来るのでしょうか。
確かに、高齢者の増加は待ったなし、しかし高齢者が増えるというのは、もっと言い方を変えれば子供の数が減っているということ、その原因は多々あれど、子供を産みたくても産めない環境にあるという場合もある。

それ以上に、富の偏在化に関しては何も誰も言わないのは何ででしょう。

我々は、右翼だとか左翼だとか言う前に、野党は与党の批判はするけれど、もっと制度的なこと、を考えるべきではないでしょうか。

例えば、民間で行われているように優秀な人材を正職員として採用する

市役所の窓口等で勤務する派遣職員の場合、一定の年限と年齢を定めて本人の希望により一年なり二年以上働いた人から、契約職員(いわゆる臨時補充員)という形で契約、更にその後本人の希望を考慮して正職員に引き上げる。
ただし、この場合は郵政の外務職などと同じで、窓口の業務など限定職員という位置づけ、ただし、部内選抜試験に合格すれば本人の希望を考慮して、他の企画部署などに異動できると言ったことを行えば、市役所にも多様な人材を雇えるし、結果的に働く人にとってもお互いがwin-winの関係を築けるのじゃないかと思うわけです。

テストだけでは、言い人材が採用できるか否か判らないのであれば、そうした思い切った改革を提案するんですよね。

少なくとも、ネットでもそして我々よりも年配の方でも、保守だからとか。左翼がとかいってラベル貼りをしたがる方が多々いて、いたずらに自分たちの思考で分類しがちですが、それよりも闘うべきは権力によりゆがめられた、所得格差の壁を、平準化してもっと、我々の所得全体を上げていく政策をもっともっと伝えていくべきなのじゃないかと思うわけです。


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