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親切の押し売りは、小さな親切大きなお世話

今日も思うことを思うままに書いてみたいと思います。

現在、夜間作業を行っていますが、そこでの働く人たちが私以外は全員20代、4名の職場ですが2名は20代前半、残り1名も20代後半ということで、私一人で平均年齢を上げています。苦笑

まぁ、体力的には負けるので、すこしでも足を引っ張らないようにと意識しています。

ということで、電話はすぐ取る・・・結果的に若い人もそれにつられて電話を早く取るようになり電話争奪戦になっています。

他にも、多少なりとも経験値は年齢分だけ上昇するので、その経験値を生かして仕事の段取りなどを伝えるようにしているのですが・・・・。

そうした段取りを学ぼうとする人もいれば学ぼうとしない人もいます。

仕事が出来る人と出来ない人、その差は何かと言えば、

優先順位を付けられるか否かだと思うわけですね。

まず何が大事なのか・・・。

これがわからないと、必要ないところに時間をかけてしまう。

現在私を含めて3名で実務をこなしているのですが、4名体制ですが1名はリーダー対応なので現場には入らないのです。

対照的なんですね。

一人は積極的に、全体を見渡して仕事の段取りを作っていける、もう一人は全くそうした仕事の段取りが出来ない。

人から言われることを指示待ちで行うだけ、自分で業務を改善しようと言うことが出来ないわけですね。

何故そうなるのか・・・それが判らないと。改善も何も出来ないのですが。

ただ言われたことだけを忠実にこなすだけ。

まだ、20代なのに正直、不安に思ってしまうわけです。

逆にそうした人に限って、自分から教えを請わない。

教えを請われないからこちらとしても、教えようがないわけですね。

それでも、一度だけ、基礎的なことを知っていますかと質問したことがあるのですが、それでも自分で考えず答えだけを求めようとするわけですね。

そこで、私は言ったわけです。

「まず、自分で考えてみてください。その上で間違っていたらその時は言いますからと。」

かなり戸惑っていたようでした、その方は結局、答えだけを求めて、その答えがすべて正しいと思う人なんだと感じたわけです。

ですから、それ以後は積極的にアドバイスすることは止めました。

申し訳ないですが、そうしたことに対して自ら学ぼうとしない人の場合、こちらから教えてもそれは鬱陶しいだけと感じてしまうと感じるからです。

私自身でも全く興味の無いことを教えてあげると言われたらどうでしょうか?

親切の押し売りと思わないでしょうか?

「親切の押し売りは、小さな親切大きなお世話」なんです

双方ともに、メリットが無いわけです。

だからこそ、答えだけを求めてしまう人には、一度は手を差し伸べるが二回目はないわけです。

その人が気づいて、改めて教えを請う場合以外は、こちらとしては何も出来ないし、あえて何もしないようにしています。

冷たいように思われますが、それがその人のためなんです。

まず気づくことからしないと人は変われません。

逆に言えば、変わることを恐れないようになったとき初めて変わることが出来るわけです。

私自身がそうでした、閉塞感に襲われていた40代、何をしてもうまくいかない。・・・そんな時代。

自分自身で変わるという選択肢をしました。

人に頼ってばかりではいけない、自ら変わらないと何も変わらない、教えを受けるのに年齢は関係ない、若い人にも教えを請うべき相手があるはずであり、その逆も然り。

教えを請う人はすべて先生な訳です。

小学生の子供でもそうした行動なり言動に自分の気づきがあたえてくれるならば、それは先生なのです。

そんな風に考えると、私は変わることが出来ましたね。

それまで頭をもたげていた暗雲が晴れていくような、そんな気持ちになったモノです。

だから、今でも職場で少しでも若い人たちにその経験を仕事を通じて、またちょっとしたコミュニケーションの中で伝えていきたいのですが、それを拒否する人には、距離を置くようにしているわけです。

「親切の押し売りは、小さな親切大きなお世話」

それは、残念なことですが、私が手を差し伸べようとしている人にしてみれば、

「親切の押し売りは、小さな親切大きなお世話」

なのですから、自らが変わる努力をしていかないとどうしようもないわけです。

最近の職場での思ったことを思ったままに書かせていただきました

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