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思索は多面体で考える
今日も朝から思うことを思うままに書かせていただこうと思います。
昨日は少し遅くなったので、そのまま風呂に入らずに寝てしまったのですが、どうにも寝る前に体が冷えているからか、直前まで考え事をしていたせいか、中々寝付けないというか眠りが浅い。
結局、朝方と言っても6時前ですが目が覚めて、朝風呂に入ったという次第なのですが、改めて風呂の中で考え事をすると色々な事が浮かんできます。
特に日本人は風呂好きなんて言われていますが。
全身を湯船に漬かってと言うのは日本人だけなのでしょうか?
風呂に入ると疲れが取れるというのは、温かい風呂に入ることで血流が促進される事もあるのかなぁと勝手に想像したりしています。
少なくとも、私にとっては風呂の時間はある意味思索する時間でもあるので、ついつい長風呂になってしまうことがあります。
5分、10分目を閉じて思いをめぐらすことにしています。
心を中立の位置に持ってきて、仮説と言う櫓を建てて。その上から眺めてみる。
欲も権力も何もない状態から、自分なりに考えた仮説を検証してみる。
広大な草原が広がっているのか、荒れ地が広がっているのか・・・そんな風に思いを描きながら考えてみる訳です。
思索の範囲は本当に広範囲になることがある。というか、思索するときにはその間口は広いほど良いんです。
引き出しは多いほど良いんです。
ビジネスの場合は特化して、一点突破なんですけど、思索するときはむしろ、多くの要素を持たせる方が良いんです。
もちろん、そうなると思索を纏めるのに時間がかかってしまうわけですが、より多面的に物事を判断できるわけです。
多角形の立体モデルのことをポリゴンなんていう言い方をしますが、多角形の数が増えるほどなめらかな表面を表現できるようになり、より自然な形になります。
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古いコンピュータグラフィックでは、ゴツゴツした角が立つ絵柄なども多くて、デジタルだからみたいな良い意味での開き直りがありましたが、最近ではそうした多角形に対する計算能力が上がりポリゴンではなく、球体として表現できるようになってきた・・・これを思索に当てはめて欲しいわけです。
思索するためのカード、いわゆる引き出しが少ないと、そこに使える情報が少ないわけですから、例えば立方体で思索するみたいなものです。
少し思索する引き出しが多い人は、立方体ではなく6面体、8面体といった具合でその思索における角が取れていく。
よりスムーズに妥協点を見いだしながら描いていけるわけです。
ただ、歳を重ねるとどうしても己の考え方に固執してしまうのでそうならないためにも更に、本を読んで自分自身をバージョンアップしていくと共に、こうして自らの考えを文章に起こすことで常に自分の立ち位置、そして自分自身の存在を高めていけるようにしたいと思うこの頃なのです。
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